あま‐べ【海部/海人部】
上代、海産物を上納し、航海技術をもって朝廷に仕えた部民。阿曇連(あずみのむらじ)の領有支配を受け、淡路・阿波・吉備・紀伊などにいた。→山部
あや‐ひと【漢人】
古代、中国から渡来したといわれる人。また、その子孫。多くは大陸の学芸・技術をもって朝廷に仕え、東漢氏(やまとのあやうじ)の下で漢部(あやべ)の管理者となった。村主(すぐり)の姓(かばね)をもつ。あや。
アンダーライター【underwriter】
国や株式会社などが有価証券を発行する際、自己の危険負担のもとにその全部または一部を売り出しの目的をもって取得することを業とする金融商品取引業者など。証券引受業者。
い‐かく【威嚇】
[名](スル)威力をもっておどすこと。「牙(きば)をむいて—する」「—射撃」
いか‐こうか【異化効果】
《(ドイツ)Verfremdungseffekt》ブレヒトの演劇論用語。日常見慣れたものを未知の異様なものに見せる効果。ドラマの中の出来事を観客が距離をもって批判的に見られるようにするための方法...
いがみ‐あ・う【啀み合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 動物が互いに吠(ほ)えたりかみついたりする。「牙をむいて犬が—・う」 2 互いに敵意をもって激しく争う。「兄弟が—・う」
いきる【生きる】
乙川優三郎の時代小説。藩主亡き後、追い腹を禁じられながら生きる武士の苦悩を描く。平成14年(2002)刊行。同年、第127回直木賞受賞。
黒沢明監督・脚本による映画の題名。昭和27年(195...
いけん‐ふうじ【意見封事】
奈良・平安時代、勅旨をもって意見を求めたのに対して、臣下が密封して提出した政治意見書。
意識(いしき)が高(たか)・い
あることに強い関心をもっている。問題や状況について深く考えている。「防災への—・い」
いたける‐の‐みこと【五十猛命】
日本書紀で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子。木種(こだね)をもって天降(あまくだ)り、大八洲国(おおやしまぐに)をことごとく青山にしたという。古事記にみえる大屋毘古命(おおやびこのみこと)と同...