め‐ば・える【芽生える】
[動ア下一][文]めば・ゆ[ヤ下二] 1 芽が出はじめる。「草木が—・える」 2 物事が起こりはじめる。きざす。「愛情が—・える」
こう‐きょ【考拠】
考えるためのよりどころ。考える手懸かり。「—を欠く」
もうし‐おく・る【申(し)送る】
[動ラ五(四)] 1 先方へ伝える。「手紙でその旨を—・る」 2 事務上の事項、命令などを、順送りに次の者に告げ伝える。「後任者に—・る」
ひき【匹/疋】
[名] 1 2反続きの反物を単位として表す語。大人の着物と羽織とを対で作るときなどに用いる。 2 銭を数える単位。古くは10文、のち25文を1匹とした。 [接尾]助数詞。動物・鳥・昆虫・魚な...
そろえ【揃え】
[名]そろえること。また、そろえたもの。「十貫目入り五つ、青竹にて—の大男にさし荷(にな)はせ」〈浮・胸算用・二〉 [接尾] 1 助数詞。ひと組になっているものを数えるのに用いる。「花嫁衣裳...
もうし‐つた・える【申(し)伝える】
[動ア下一][文]まうしつた・ふ[ハ下二] 1 「言い伝える」の謙譲語。取り次いで申す。「係の者に—・えます」 2 語り伝え申し上げる。また、語り伝える。「源五右衛門といへる人はと尋ねけるに、—...
ひがき【檜垣】
謡曲。三番目物。世阿弥作。肥後の僧のもとに毎日仏に供える水を運んでくる老女が、白拍子であった過去を語り、回向(えこう)を頼んで消える。僧が弔うと、檜垣の庵(いおり)から老女の霊が現れ、華やかだっ...
みえ‐わた・る【見え渡る】
[動ラ五(四)]一面に見える。どこまでも見える。「広大な眺望が—・る」
むら‐ぎ・ゆ【斑消ゆ】
[動ヤ下二]ところどころ消える。まだらに消える。「嶺の雪—・えて、花かと見ゆる所もあり」〈平家・九〉
ひと‐てま【一手間】
通常の処理の仕方に付け加える、よりよく仕上げるためのちょっとした工夫。また、それに必要な手数や時間。「—を加える」「—掛ける」