ちょき
じゃんけんで、人さし指と中指とを立て、他は握って出すこと。はさみ。
ちょき【猪牙】
《語源は、諸説あるが未詳》「猪牙舟」の略。
ちょき‐がかり【猪牙掛(か)り】
[名・形動]猪牙舟のように威勢のよいこと。勢いにまかせて物事を行うこと。また、そのさま。「戻りましたらすぐさし上げますっていうような酷(ひど)く—なことをいうから」〈万太郎・末枯〉
ちょき‐ちょき
[副] 1 はさみなどで物を軽やかに切る音や、そのさまを表す語。「—(と)紙を切る」 2 手早く仕事をするさま。しゃきしゃき。「打ち盤出して—と打て」〈浄・宵庚申〉
ちょき‐ぶね【猪牙舟】
江戸時代、屋根のない舳先(へさき)のとがった細長い形の小舟。江戸市中の河川で使われ、特に、浅草山谷(さんや)にあった新吉原へ通う遊客に多く用いられた。山谷舟。
ちょ‐きゅう【儲宮】
皇太子。東宮(とうぐう)。儲君。
ちょきり
[副] 1 はさみなどで物を切る音や、そのさまを表す語。ちょっきり。「—と枝を切る」 2 乱れがなく、しっかりしているさま。しゃっきり。「あたまは—とした本田に結ひ」〈滑・浮世風呂・四〉
ちょ‐きん【貯金/儲金】
[名](スル) 1 金銭をためること。また、その金。「毎月決まった額を—する」「—箱」 2 (比喩的に)野球などのリーグ戦で、勝った数が負けた数を上回っているときの、その差。「この試合の勝利で—...
ちょきん
[副] 1 はさみなどで物をたち切る音や、そのさまを表す語。ちょっきん。「ひもを—と切る」 2 きちんとしているさま。「自分の傍に—と坐って」〈独歩・帰去来〉
ちょきん‐きょく【貯金局】
旧郵政省の内局の一。郵便為替・郵便貯金・郵便振替、年金・恩給の支給、各官庁の歳入出金の受け入れ・支払いなどに関する事務を取り扱った。