よ‐けい【余恵】
本来受けるはずでない恵み。他からの影響で受ける利益。おこぼれ。「—を受ける」
よう◦なり【様なり】
[連語]《形式名詞「よう」+断定の助動詞「なり」》活用語の連体形、体言に助詞「の」「が」を添えたものに付く。 1 ある事物の性質・状態が他の事物に似ている意を表す。「荒れぬ日なく降り積む雪にうち...
よこ‐しま【邪/横しま】
[名・形動] 1 正しくないこと。道にはずれていること。また、そのさま。「—な考えをいだく」 2 横の方向であること。また、そのさま。「群臣、共に視て—の源(うなかみ)を決(さく)り」〈仁徳紀〉
ゆ‐ちゃく【癒着】
[名](スル) 1 本来は分離しているはずの臓器・組織面が、外傷や炎症のために、くっつくこと。「腸が—する」 2 好ましくない状態で強く結びついていること。「政界と財界が—する」
よ‐せい【余勢】
1 何かをしとげたあとに残っているはずみのついた勢い。 2 あふれるような活力。「—ノ良イ人」〈日葡〉 3 残りの軍勢。「兼康が—六十余人からめ取って」〈平家・五〉
よこ‐め【横目】
1 顔の向きを変えず目だけで横の方を見ること。また、その目つき。「—でにらむ」 2 (「…を横目に」の形で)ちょっと見るだけで、かかわろうとしないこと。「騒動を—に通りすぎる」 3 木目や紙の目...
よこ‐すじ【横筋】
1 横に引いた線。横線。 2 本筋からはずれた道筋。横道。「話が—にそれる」
ゆつ・る【移る】
[動ラ四]経過する。うつる。「天の原富士の柴山木(こ)の暗(くれ)の時—・りなば逢はずかもあらむ」〈万・三三五五〉
ゆくり‐な・し
[形ク]《「なし」は意味を強める接尾語》 1 予想もしない。不意である。思いがけない。「一年振の—・き邂逅(めぐりあい)に」〈魯庵・社会百面相〉 2 軽はずみである。不注意である。「あたら思ひや...
よそい【装い/粧い】
[名](スル) 1 身なりを整えたり、身を飾ったりすること。また、その装束や装飾。「農家の婦人の—したる媼ありて」〈鴎外訳・即興詩人〉 「何ばかりの御—なく、うちやつして」〈源・花散里〉 2 ...