マント‐ひひ【マント狒狒】
オナガザル科の哺乳類。雄は体長約80センチで尾が長く、頭から肩にかけて灰白色の長毛があり、マントを着ているように見える。雌は小形で褐色。顔としりは肉紅色。アラビア・北アフリカの岩地に群れで暮らし...
マントル【mantle】
1 地球内部の、地殻と核との間の層。地殻のすぐ下にあるモホロビチッチ不連続面から深さ2900キロまでの部分。体積は地球の約82パーセントを占め、橄欖岩(かんらんがん)質の固体と推定される。 2 ...
マントル‐ウエッジ【mantle wedge】
沈み込むプレートと直上のプレートに挟まれた、くさび型状のマントルの領域。海洋プレートが沈み込む場合、マントルが水和して部分融解が生じ、浮力をもって初生マグマとして上昇する。
マントルたいりゅう‐せつ【マントル対流説】
マントル内にきわめて緩やかな熱対流が存在し、これが地殻運動の原動力になっているという説。1930年代に英国のA=ホームズらが造山運動や海嶺・海溝の形成、大陸移動などを説明するために提唱。→プルー...
マントル‐ベディング【mantle bedding】
火山砕屑物が地表面に同じ厚さで降り積もった地質構造。マントルベッディング。
マントン【Menton】
フランス南東部、アルプ‐マリチーム県の観光保養都市。コートダジュールの最東端、イタリア国境に接する。レモンやオリーブ、香水の生産が盛ん。毎年2月に催されるレモン祭が有名。高級ホテルやカジノのほか...
メソスフェア【mesosphere】
地球内部のマントル下部の層。アセノスフェアと外核の間の、深さ数百キロメートルから2900キロメートルをさす。高温高圧の固体の岩石からなり、流動性が低く、力学的には剛体とみなされる。
モホロビチッチ‐ふれんぞくめん【モホロビチッチ不連続面】
地殻とマントルとの境界面。深さは大陸で平均35キロメートル、海洋で10キロメートル程度。1909年、クロアチアの地震学者アンドリア=モホロビチッチ(Andrija Mohorovičić)が、地...
ユー‐エム‐ピー【UMP】
《upper mantle project》国際地球内部開発計画。上部マントル開発計画。1962年から1970年まで実施。
よい‐の‐とし【宵の年】
大晦日(おおみそか)の夜。また、元旦に前年の暮れをいう。《季 新年》「—空の名残り惜しまんと」〈笈の小文〉