イタリア‐ご【イタリア語】
ロマンス諸語の一。イタリア本国のほか、スイス・南北アメリカ・オーストラリアでも使用される。ロマンス諸語のうちでもラテン語の面影を強く残している。
イタリック‐ごは【イタリック語派】
インド‐ヨーロッパ語族の一語派。古代のイタリア半島に分布し、ラテン語以外にいくつかの言語があったが、いずれもラテン語に駆逐された。→ラテン語
イド【id】
《ラテン語で、それ、の意》精神分析で、人格構造に関する基本的概念。人間が生まれつき持っている無意識の本能的衝動、欲求など精神的エネルギーの源泉。快を求め不快を避ける快楽原則に支配される。→エゴ
インキュナビュラ【incunabula】
ヨーロッパで15世紀後半に刊行された初期の活字本。揺籃期本(ようらんきぼん)。語源はラテン語で、揺りかごの意。インキュナブラ。インクナブラ。
インターラーケン【Interlaken】
スイス中部、ベルン州の都市。ユングフラウの北、トゥーン湖とブリエンツ湖との間を流れるアーレ川沿いにある。名称はラテン語の「湖の間」に由来し、12世紀創設の修道院に起源する。ベルナーアルプス登山、...
ウェヌス【Venus】
ビーナスのラテン語名。
ウルガタ【(ラテン)Vulgata】
《共通の意》カトリック教会で用いられているラテン語訳聖書。ヒエロニムスがそれまで用いられた訳文の改訂と新訳を行って405年ごろに完成。1546年のトリエント公会議で公認聖書とされた。ブルガタ。
エシェリヒア‐コリ【(ラテン)Escherichia coli】
《「エシェリキアコリ」とも》大腸菌の学名。属名のEscherichiaは発見者のテオドール=エシェリヒ(Theodor Escherich)、種形容語のcoliは大腸を意味するラテン語のcolo...
エティエンヌ【Robert Estienne】
[1503〜1559]フランスの出版業者・人文主義者。ラテン語辞典を編集刊行。また、今日の章節区分を初めて導入した聖書の刊行で知られる。エチエンヌ。
エトルリア‐ご【エトルリア語】
古代エトルリア人の言語。ローマの発展とともにラテン語に吸収されて滅びた。文字はギリシャ系のアルファベットを使用しているが、言語構造も系統も明らかでない。