おてら‐さま【御寺様】
1 寺の住職または僧の敬称。お寺さん。 2 寺を敬ったり、丁寧にいったりする語。お寺さん。
御手(おて)を上(あ)・げる
(「御手を上げられい」「御手をお上げください」などの形で)手をついて丁寧なあいさつをされては恐縮である、の意。「是はまずまず—・げなすって」〈円朝・真景累ヶ淵〉
お‐てんき【御天気】
1 天気を丁寧にいう語。「—が怪しい」「—の日」 2 人の機嫌のよしあし。また、機嫌のよいこと。「おやじの—が変わらないうちに」
お‐とう‐さま【御父様】
《「おととさま」の音変化》父を敬って呼ぶ語。「おとうさん」より丁寧な言い方。
お‐とくい【御得意】
1 その人が得意とする技芸などを敬意を込めて、また、丁寧にいう語。また、それをからかっていう語。「どういう歌が—ですか」「また—の講釈が始まった」 2 その店の常連の客。ひいき。顧客。「店の—」
お‐なか【御中】
1 (「お腹」とも書く)腹を丁寧にいう語。もと女性語。「—が痛い」「—がすいた」 2 飯・食事をいう女房詞。 3 綿(わた)・真綿をいう女房詞。 4 室町時代、武家の奥向きに仕えた女中の役名。中...
御中(おなか)を痛(いた)・める
「腹を痛める」を丁寧にいう言葉。
御中(おなか)を抱(かか)・える
「腹を抱える」を丁寧にいう言葉。ひどく笑うことの形容。「—・えて笑う」
お‐にぎり【御握り】
握り飯を丁寧にいう語。もと女性語。
お‐はつ【御初】
1 初めてであることを丁寧にいう語。「—にお目にかかります」 2 初めての物。新品。また、初物。「君の服は—だね」「—を供える」