きえん‐ばんじょう【気炎万丈】
[名・形動]大いに気炎をあげること。また、そのさま。「其時は大得意で—だったが」〈魯庵・社会百面相〉
こうえん‐ばんじょう【光炎万丈】
《韓愈「調張籍」から》光り輝く炎が高くたちのぼること。また、詩文などが勢いがあることのたとえ。
こうじん‐ばんじょう【黄塵万丈】
[形動][文][ナリ]黄色の土ぼこりが風に乗って空高く立ち上るさま。「—にかすむ大地」
はらん‐ばんじょう【波瀾万丈】
劇的な変化に富んでいること。「—の人生」
ばん‐じょう【万丈】
《1丈の万倍の意》 1 非常に高いこと。また、非常に深いこと。「黄塵(こうじん)—」「波瀾(はらん)—の生涯」 2 きわめて意気が盛んなことのたとえ。「—の気を吐く」