ごもつ‐あがり【御物上がり】
小姓から取り立てられた者。小姓上がり。小姓立ち。「福蔵院の—、今若僧(にゃくそう)のほまれをとる」〈浮・御前義経記・一〉
さか‐あがり【逆上(が)り】
鉄棒で、両足をそろえて伸ばしたまま前に上げ、腕の力を使ってからだを逆さにして引き上げる技。
し‐あがり【仕上(が)り】
仕上がること。また、その結果や、できばえ。「—が遅い」「—がいい」
したて‐あがり【仕立て上(が)り】
仕立てが出来上がること。特に、衣服が縫い上がること。また、縫い上がったばかりであること。「—の浴衣(ゆかた)」
しょうばい‐あがり【商売上(が)り】
以前に芸者・遊女・茶屋女などをしていた者。
しり‐あがり【尻上(が)り】
1 後ろまたは終わりのほうが上がっていること。「横書きの字が—に並ぶ」⇔尻下がり。 2 物事の状態があとになるほどよくなっていくこと。「—に調子が出る」⇔尻下がり。 3 言葉のあとのほうの音調が...
しろ‐あがり【白上(が)り】
染色で、紺地や黒地などに模様を白く染め抜くこと。白上げ。
じょろう‐あがり【女郎上(が)り】
もと遊女で、今は堅気の生活をする女。遊女上がり。
す‐あがり【鬆上(が)り】
柑橘(かんきつ)類などの果実が老化したり凍害を受けたりして、果汁が減少する現象。
そめ‐あがり【染(め)上(が)り】
染め上がること。また、その出来栄え。「—がよい」