げ‐でん【下田】
地味がやせていて収穫の上がらない田地。⇔上田(じょうでん)。
しもだ【下田】
静岡県、伊豆半島の南東端にある市。近世以後、東西交通の要港。安政元年(1854)日米和親条約によって開港され、同6年横浜開港までアメリカ総領事館が置かれた。現在は観光都市。人口2.5万(2010)。
しもだ‐うたこ【下田歌子】
[1854〜1936]女子教育家。岐阜の生まれ。本名、鉐(せき)。歌才に富み、宮中に出仕して昭憲皇太后から歌子の名を賜った。華族女学校学監兼教授。実践女学校を創立。愛国婦人会会長。
しもだ‐かいちゅうすいぞくかん【下田海中水族館】
静岡県下田市にある水族館。昭和42年(1967)開館。敷地内には天然の入り江があり、イルカとふれあうことができる。
しもだ‐きょうやく【下田協約】
⇒下田条約
しもだ‐し【下田市】
⇒下田
しもだ‐じょうやく【下田条約】
安政元年(1854)日米和親条約の付録として、下田・箱館両港の開港と使用に関する細則を決めた条約。 安政4年(1857)アメリカ総領事ハリスと下田奉行との間で調印された、日米和親条約修補の条...
しもだ‐ぶぎょう【下田奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。元和2年(1616)設置。老中の支配に属し、下田港の警衛および出入船の監督を任とした。万延元年(1860)廃止。