下駄(げた)を履(は)か◦せる
1 価格を高くいつわる。また、数量・点数などを水増しして、実際よりも多く見せる。「点数に—◦せて及第させる」 2 囲碁で、相手の石に直接あたりをかけずに、一路か二路離して打ち、出口をふさぐ。 3...
下駄(げた)を履(は)くまで
最後の最後まで。物事が終わるまで。「勝ち負けは—わからない」
げ‐だい【下代】
流通業界で、商品の仕入れ価格のこと。卸値。→上代(じょうだい)3
げ‐だん【下段】
1 いくつかに区切ったものの下の部分。下のほうの段。→上段 →中段 2 剣道・槍術(そうじゅつ)で、刀または槍の切っ先を低く下げた構え方。「—の構え」→上段 →中段
げだん‐の‐ま【下段の間】
書院造りで、上段の間に続く部屋。主君に対面する家来が伺候した所。
げ‐ち【下知】
[名](スル)⇒げじ(下知)
げ‐ちゃく【下着】
都から地方に向かい、目的の地に着くこと。「家の子若党を引きつれ、那須野の原に—して」〈虎明狂・釣狐〉
げて‐もの【下手物】
1 並の品。粗雑で安物の工芸品。⇔上手物(じょうてもの)。 2 普通とは違って、風変わりなもの。「—食い」「—趣味」
げてもの‐ぐい【下手物食い】
普通の人は食べないようなものを好んで食べること。また、その人。いかもの食い。悪食(あくじき)。
げ‐てん【下天】
1 天上界の中で最も劣っている天。⇔上天。 2 人間の世界。「人間五十年—の内をくらぶれば夢まぼろしのごとくなり」〈幸若・敦盛〉