とおり‐ま【通り魔】
1 瞬間的に通り過ぎて、それに出会った人に災害を与えるという魔物。 2 通りすがりに人に不意に危害を加える者。
とき‐なら◦ず【時ならず】
[連語] 1 (多く連体詞的に用いて)その時期ではない。時節に合わない。「—◦ぬ大雪」 2 (副詞的に用いて)思いがけず。不意に。「—◦ず訪問を受けた」
とつ‐ぜん【突然】
[ト・タル][文][形動タリ]予期しないことが急に起こるさま。だしぬけであるさま。突如。「—として平野次郎が大変ありと言出(いいいず)るにぞ」〈染崎延房・近世紀聞〉 [副]に同じ。「—大声...
とび‐いり【飛(び)入り】
1 ほかから不意に入りまじること。約束や予定なしに不意に参加すること。また、その人。「—で演説する」 2 草木の花の色に、他の色が入って斑(ふ)になったもの。「—つばき」
とり‐こみ【取(り)込み】
1 外に出した物を取って内に入れること。「洗濯物の—」 2 不幸など、不意の出来事や急を要することなどで、ごたごたすること。「お—中を失礼しました」 3 「取り込み詐欺」の略。
とり‐こ・む【取(り)込む】
[動マ五(四)] 1 外に出してある物を取って中に入れる。とりいれる。「洗濯物を—・む」「のれんを—・む」 2 ㋐他のいいものを受け入れる。取り入れる。「大和絵の技法を—・む」 ㋑不正な方法で金...
どきん
[副]不意の出来事に驚き恐れて、激しく動悸(どうき)をうつさま。どきり。「突然の人影に—とした」
どぎ‐まぎ
[副](スル)不意をつかれて、うろたえあわてるさま。「—と返答に窮する」「指名されて—する」
どっきり
[副]不意の出来事に対して、動悸(どうき)が激しくなるほど強くおそれたり驚いたりするさま。「ええまたかと思わず—胸も裂けそうに」〈露伴・五重塔〉 [名]人を驚かせること。また、その企て。「—...
にゅっ‐と
[副]不意に現れたり、突き出たりしているさま。「物陰から—現れる」「煙突が—立つ」