ふ‐きょう【不孝】
[名・形動ナリ] 1 「ふこう(不孝)」に同じ。「—なるは仏の道にもいみじくこそ言ひたれ」〈源・蛍〉 2 律の八虐の一。祖父母や父母を訴えたりののしったりする罪。 3 中世、父母がその子を勘当す...
ふ‐きょう【不況】
景気循環の一局面で、経済が停滞している状態。雇用量・生産量などの縮小、物価・賃金や利子率などが低い水準を続ける。⇔好況。
ふ‐きょう【不興】
[名・形動]《「ぶきょう」とも。その場合は「無興」とも書く》 1 興味がなくなること。しらけること。また、そのさま。興ざめ。「座が—になる」 2 機嫌が悪いこと。特に目上の人の機嫌をそこなうこと...
ぶ‐きょう【不興/無興】
[名・形動]⇒ふきょう(不興)
ふきょう‐カルテル【不況カルテル】
不況のため、商品価格が生産費を割り、その業種の企業の経営が困難になるなどの特定の事態が生じた場合、それを乗り切るために結成されるカルテル。日本では昭和28年(1953)独占禁止法の適用除外の一つ...
ふきょう‐がお【不興顔】
機嫌の悪い顔つき。不満げな顔つき。
ふきょう‐ぼさつ【不軽菩薩】
⇒常不軽(じょうふきょう)
ふ‐きょうわ【不協和】
協和しないこと。
ふきょうわ‐おん【不協和音】
1 同時に響く二つ以上の音が、協和融合しない状態にある和音。⇔協和音。 2 不調和な関係のたとえ。「両国間に—が生じる」 [補説]作品名別項。→不協和音
ふきょうわおん【不協和音】
《原題、(ドイツ)Dissonanzen》モーツァルトの弦楽四重奏曲第19番ハ長調の通称。1785年作曲。「ハイドン四重奏曲」中の第6作。通称は第1楽章の冒頭で用いられる不協和音に由来する。