さん‐しん【三線】
沖縄県および奄美(あまみ)群島で用いる弦楽器。三味線を小ぶりにした形で、両面に蛇皮を張った木製の胴に棹(さお)をつける。ふつう3本の絹糸の弦をわたし、角(つの)製の爪形の義甲を人差し指にはめて弾...
サンタクルス‐しゅうどういん【サンタクルス修道院】
《Mosteiro de Santa Cruz》ポルトガル中西部の都市コインブラにある修道院。12世紀の創建。ポルトガル王アフォンソ1世の治下、付属の学校や写字室が作られ、政治・文化の両面で重...
サンポー【(カンボジア)Samphō】
カンボジアの台付き樽形両面太鼓。純古典音楽や儀式音楽などの伴奏として重要なピン‐ペアト編成に用いられる。同型の楽器としてタイのタポーンがある。→タポーン
しゃみ‐せん【三味線】
1 日本の弦楽器の一。四角形で扁平な木製の胴の両面に猫または犬の皮を張り、胴を貫通してのびる棹(さお)に3本の弦を張ったもの。ふつう、いちょう形の撥(ばち)で弾く。棹の太さによって太棹・中棹・細...
しゃみせん‐どう【三味線胴】
三味線の胴。花梨(かりん)・欅(けやき)などの少し湾曲した4枚の木片を四角に組み合わせて扁平な枠をつくり、両面に猫または犬の皮を張ったもの。
しらべ‐の‐お【調べの緒】
鼓の両面の革と胴とを固定する麻ひも。鼓を打つときに、締めたり緩めたりして調子を整える。
じ‐ばり【地張り】
1 型紙捺染(なっせん)で、捺染板の両面にのりをつけて乾かし、水または姫のりを薄くひいて、その上に捺染する絹や布をしわのできないように張りつけること。じばい。 2 布に水をひいて伸子(しんし)張...
じょう‐るり【浄瑠璃】
1 仏語。清浄で透明な瑠璃(青金石)。また、清浄なもののたとえ。 2 語り物の一。室町中期から、琵琶や扇拍子の伴奏で座頭が語っていた牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語に始まるとされる。のちに伴奏に三味線を...
スタニスラフスキー‐システム【Stanislavskiy system】
スタニスラフスキーが創造した近代俳優術。俳優の身体的な訓練と舞台での役づくりという肉体・精神両面の関係を認識把握させることを通して、役と同一化、内面からの表現を目ざしたもの。
スムース‐あみ【スムース編み】
ゴム編みを、裏合わせになるように二重に編み上げる編み方。編み地は両面ともなめらかで、型崩れしにくい。