まる‐まげ【丸髷】
1 女性の髪形の一。後頭部に楕円形のやや平たい髷をつけたもので、既婚者が結った。江戸初期の勝山髷(かつやままげ)が原形。まるわげ。 2 江戸時代の男性の髪形の一。本多髷の一種で、刷毛先の丸いもの。
まるま‐こ・し【丸まこし】
[形ク] 1 いかにも丸々としている。まるまっこい。「白い—・い銀がようござります」〈浮・万金丹・四〉 2 欠けているところがない。完全である。「—・き虚(うつけ)なれば」〈浮・椀久二世〉
まるまっ‐ち・い【丸まっちい】
[形]《「まるまるしい」の音変化》丸々としている。いかにも丸い。「—・い手」
まる‐ま・る【丸まる】
[動ラ五(四)]丸くなる。「—・って寝る」「背中が—・る」
まる‐まる【丸丸】
[名] 1 ある事物を伏せて暗示するときに用いる符号。「〇〇」と書く。 2 二重の圏点。二重丸。 3 団子(だんご)をいう女房詞。 [副] 1 よく太っているさま。「—(と)した赤ん坊」 2...
まる‐むぎ【丸麦】
精白しただけで、押しつぶしてない丸い麦。
まるめ‐こ・む【丸め込む】
[動マ五(四)] 1 物を丸めて中に入れる。「たんすにセーターを—・む」 2 相手を自分の思うとおりに操る。まるめる。「言葉巧みに—・む」
まる・める【丸める】
[動マ下一][文]まる・む[マ下二] 1 丸い形にする。「紙を—・めて捨てる」 2 頭髪をそる。剃髪(ていはつ)する。「頭を—・めて脱俗する」 3 他人を巧みに操る。言いくるめる。まるめこむ。「...
まる‐もうけ【丸儲け】
元手がかからず、収入のすべてが、自分のもうけになること。丸得。
まる‐もじ【丸文字】
全体に丸みをおびた絵のような形の字体。漫画字。丸字。