いつ【乙】
⇒おつ
おつ【乙】
[名] 1 十干の第二。きのと。 2 甲を第一位としたときの第二位。「甲—をつけがたい」 3 物事を図式的に説明するときなどに、甲・丙などとともに、ものの名の代わりに用いる語。「甲—丙の三人」...
おつ【乙】
[常用漢字] [音]オツ(呉) イツ(漢) [訓]きのと おと 〈オツ〉 1 十干の二番目。きのと。「甲乙」 2 順位で、第二位。「乙種」 〈イツ〉 1 きのと。「乙卯(いつぼう)」 2 二...
おと【弟/乙】
[名] 1 上代、男女の別なく、兄弟または姉妹の関係にある者のうち年少の者。おとうと。また、いもうと。⇔兄(え)。「其の—木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)を留めて」〈記・上〉 2 末の...
き‐の‐と【乙】
《「木の弟(と)」の意》十干の2番目。おつ。
めり【乙/減り】
《動詞「め(減)る」の連用形から》 1 へること。出費や損失。「一年に殆んど五割の—が立つ」〈魯庵・社会百面相〉 2 邦楽で、音の高さを低くすること。特に尺八でいう。⇔甲(かり)。