あまり【余り】
[名] 1 使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り。余剰。「—の布切れ」「シチューの—を冷凍する」 2 割り算で割り切れずに残った数。 3 (感情などを表す連体修飾語を上に付けて副詞...
あや‐にく【生憎】
《感動詞「あや」+形容詞「にくし」の語幹から》 [副]意に反して不都合なことが起こるさま。あいにく。「—眼が冴えて昨夕よりは却って寝苦しかった」〈漱石・それから〉 [形動ナリ]目の前の事柄が...
あらまし
[名] 1 事柄のだいたいのところ。概略。「事件の—を話す」 2 前もって先のことをあれこれ考えること。予想。予定。「かねての—みな違(たが)ひゆくかと思ふに」〈徒然・一八九〉 [副] 1 ...
あらまし‐ごと【あらまし事】
前もって、こうなるだろうと推測されること。将来の予想、または計画や希望。「今ゆく末の—をおぼすに」〈源・澪標〉
あらま・す
[動サ四]《名詞「あらまし」の動詞化》事前に、そのことについてあれこれと思いめぐらす。予想する。「さまざま—・すほどに夜も明け方になりぬ」〈弁内侍日記〉
あ・れる【荒れる】
[動ラ下一][文]あ・る[ラ下二] 1 風・波・天候などが穏やかでなくなる。「海が—・れる」 2 態度・行動などが穏やかでなくなる。乱暴になる。「酒を飲んで—・れる」 3 建物・土地などが手入れ...
あん【案】
1 考え。計画。「—を練る」 2 予想。推量。 3 文書の下書き。草案。「—を提出する」 4 物を載せる台。机。「此の経の—の前に立ちて」〈今昔・六・四五〉
あん‐がい【案外】
[名・形動] 1 予想が外れること。思いがけないこと。また、そのさま。思いのほか。副詞的にも用いる。「彼女には—な一面がある」「—よくできた」 2 非常識で無礼なこと。また、そのさま。「—なる素...
アンティシペーション【anticipation】
予測。予想。
案(あん)に相違(そうい)・する
考えていたことと違う。予想が外れる。案に違(たが)う。「—・して応募者が多かった」