けん‐し【検使】
1 中世、事実を見届けるために派遣される使者。実検使。 2 江戸時代、殺傷・変死の現場に出向いて調べること。また、その役人。
けん‐し【検視】
[名](スル) 1 事実を明らかにするために、事件の現場などをくわしく調査すること。「犯行現場を—する」 2 検察官などが、変死者または変死の疑いのある死体について、その死亡が犯罪によるものかど...
けんり‐もんだい【権利問題】
《(ラテン)quid juris》カント哲学の用語。認識が成り立つ事実を問題にするのではなく、認識が客観的に妥当しうることの根拠を問うことをいう。法律用語からの転用。→事実問題
ゲシュタルト‐しんりがく【ゲシュタルト心理学】
精神活動を心的要素の結合として説明する立場に対し、全体としての特徴、つまりゲシュタルトを直接的に認識するという事実を強調する心理学。ウェルトハイマー・ケーラー・コフカ・レビンらを主唱者として、ド...
げん【厳/儼】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 態度や処置などがきびしいさま。「—として慎むべきだ」「—たる態度で臨む」 2 おかしがたく、おごそかなさま。「今も—として存在する」「—たる事実」
[形動...
げん‐しゅく【厳粛】
[形動][文][ナリ] 1 おごそかで、心が引き締まるさま。「—な儀式」 2 まじめで、きびしいさま。真剣なさま。「選挙の結果を—に受けとめる」 3 重大で動かしがたいさま。「死は—な事実だ」 ...
げん‐しょう【現象】
1 人間が知覚することのできるすべての物事。自然界や人間界に形をとって現れるもの。「不思議な—が起こる」「一時的な—」「自然—」 2 哲学で、 ㋐本体・本質が外的に発現したもの。 ㋑カント哲学で...
げん‐じつ【現実】
いま目の前に事実として現れている事柄や状態。「夢と—」「—を直視する」「—に起きてしまった事故」⇔理想。
げんじつ‐かい【現実界】
事実として存在する世界。現実の世界。
げんじつ‐み【現実味】
現実であるという感じ。事実としてある感じ。「計画が—を帯びてきた」