あり‐げ【有り気】
[名・形動]多く名詞を受けて、その事柄がありそうなようすである意を表す。…があるようだ。「意味—な笑い」「自信—なそぶり」「何の心ばせ—もなく」〈源・夕顔〉
あり‐し【在りし】
[連語]《動詞「あり」の連用形+過去の助動詞「き」の連体形》 1 (連体詞的に用いる) ㋐以前の。昔の。「—よき日」 ㋑亡くなった。生前の。「—妻のおもかげ」 2 過ぎ去った事柄や時。以前の状態...
あ・る【有る/在る】
[動ラ五][文]あ・り[ラ変] 1 事物が存在する。「庭には池が—・る」「重大な欠陥が—・る」 2 その場所に存在する。位置する。「本社は東京に—・る」「沖ノ鳥島は日本最南端に—・る」 3 ...
ある‐い‐は【或いは】
《動詞「あり」の連体形+副助詞「い」+係助詞「は」から。本来は、「ある人は」「ある場合は」などの意の主格表現となる連語》 [副] 1 同類の事柄を列挙していろいろな場合のあることを表す。一方で...
あれ【彼】
[代] 1 遠称の指示代名詞。 ㋐第三者が持っている物、または、話し手・聞き手の双方に見えている物をさす。あのもの。「—は何だ」「—が欲しい」 ㋑双方に見えている場所をさす。あそこ。「—に見える...
あれ‐これ【彼此】
[代]指示代名詞。いろいろな物や事柄をさす。「—を考え合わせる」 [副]いろいろと。あれやこれやと。「—(と)思い悩む」
あれっ‐きり
[副] 1 かつて経験した事柄を、その時を最後として一度もしていないさま。あの時だけで。あれきり。「あの人には—会っていない」 2 見たとおりの状態で、それ以上でもそれ以下でもないさま。あれきり...
あわせ‐わざ【合(わ)せ技】
1 柔道・空手道などの試合で、「技あり」を2回取ったとき、合わせて一本勝ちとなること。 2 相撲などで、二つ以上の技を同時にかけた複合技。 3 異なる技術・操作・品目などを組み合わせること。また...
あん【案】
[音]アン(呉)(漢) [学習漢字]4年 1 机。台。「案下(あんか)/几案・玉案」 2 調べる。調べる事柄。「案件/公案」 3 考える。「案出/考案・思案・創案」 4 考えた内容。計画。「新案...
あん‐けん【案件】
1 問題となっている事柄。審議しなければならない事柄。「重要—」 2 訴訟になっている箇条。訴訟事件。