にばん‐ていとう【二番抵当】
同一物件に二つ以上の抵当権が設定されているとき、2番目に登記されているもの。
にばん‐てんじょう【二番天井】
株式相場や為替相場などの上昇局面において、最初の高値である一番天井よりも高い水準で付けた高値。またはその状況。→天井値 →二番底
にばん‐どり【二番鶏】
夜明けに、一番鶏に次いで鳴く鶏。また、その声や、その時刻。
にばん‐ばえ【二番生え】
1 一度刈った草などが再び生えてくること。また、そのような草。 2 次男。「内儀のない息子、—の手代などに」〈浮・禁短気・三〉 3 後妻、継母。「針ほどを棒とは母の—」〈柳多留・初〉 4 愚かな...
にばん‐め【二番目】
1 順番が第2位であること。第2番。 2 「二番目狂言」の略。
にばんめ‐きょうげん【二番目狂言】
歌舞伎で、1回の興行の二番目の演目。江戸後期には一番目(時代物)・二番目(世話物)の2演目興行で、のちに間に中幕(なかまく)、最後に大切(おおぎり)が入った。二番目物。
にばんめ‐もの【二番目物】
1 能の分類で、正式な五番立ての演能の際に二番目に上演される曲。多くは武将の霊をシテとし、修羅道の苦患(くげん)を表現する。修羅物。 2 「二番目狂言」に同じ。
にひき【二匹】
鹿島田真希の処女小説。二人の男子高校生に起こる不条理な日常生活を描く。平成10年(1998)、第35回文芸賞受賞。
二匹目(にひきめ)の泥鰌(どじょう)
《「柳の下に何時(いつ)も泥鰌は居ない」から》他人の成功した行為や作品をまねること。「—を狙う」
にひゃくいちまんえん‐の‐かべ【二百一万円の壁】
配偶者特別控除が適用される給与年収の上限。収入が103万円を超えると段階的に減っていく配偶者特別控除額が、201万円を超えるとゼロになり、配偶者の税負担が増えることから。→150万円の壁 →年収の壁