ご‐こう【五香】
1 密教で、修法のときなどに用いる5種の香。内容は場合により異なり、栴檀(せんだん)香・沈香・丁子(ちょうじ)香・鬱金(うこん)香・竜脳香などが主。 2 仏語。最高の悟りを開いた人が見ることので...
ご‐こう【五高】
「第五高等学校」の略称。
ごこう‐ごみん【五公五民】
江戸時代の租税徴収の割合をいう語。収穫の半分を年貢として納め、残りの半分を農民のものとすること。→四公六民
ごこう‐しゆい【五劫思惟】
阿弥陀仏が四十八願をたてる以前に、その誓いについて五劫もの長い間考え続けたこと。
ご‐こく【五穀】
1 5種類の穀物。ふつう、米・麦・粟(あわ)・黍(きび)・豆をいう。 2 穀物の総称。「—が豊熟する」 [補説]1は、麻などを数えることもあって一定しない。
ごこく‐つぶし【五穀潰し】
「穀潰(ごくつぶ)し」に同じ。「—の娑婆ふさげ」〈浄・烏帽子折〉
ごこく‐の‐かみ【五穀の神】
五穀をつかさどる神。稚産霊命(わかむすびのみこと)・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)・保食神(うけもちのかみ)をさす。
ごこく‐ほうじょう【五穀豊穣】
穀物が豊かに実ること。
ごこく‐まい【五穀米】
米に麦や粟(あわ)、豆などを混ぜたもの。ビタミン類やミネラル・食物繊維などが豊富で健康によいとされる。混合の種類はさまざまで厳密な規定はないが、米・麦・粟・豆に稗(ひえ)か黍(きび)を混ぜたもの...
ごこ‐しょ【五鈷杵】
金剛杵(こんごうしょ)の一。金剛杵の両端が五つに分かれているもの。五鈷金剛杵。五鈷。