そく【仄】
「仄韻(そくいん)」の略。
そく【仄】
[音]ソク(漢) [訓]ほのか 1 かたよる。傾く。「仄日」 2 かたよって。わきから。ほのかに。「仄聞」 3 漢字の四声のうち、上声・去声・入声(にっしょう)をいう。「仄韻・仄声/平仄(ひょう...
そく‐いん【仄韻】
漢字の四声のうち、上声(じょうしょう)・去声(きょしょう)・入声(にっしょう)に属する韻。→平韻(ひょういん)
そく‐おこり【仄起(こ)り】
漢詩の絶句および律詩で、第1句の第2字が仄字であること。また、その詩。仄起(そっき)。→平(ひょう)起こり
そく‐じ【仄字】
仄声に属する漢字。⇔平字(ひょうじ)。
そく‐じつ【仄日】
西に傾いた太陽。夕日。
そく‐しょう【仄声】
⇒そくせい(仄声)
そく‐せい【仄声】
漢字の四声(しせい)のうち、上声(じょうしょう)・去声・入声(にっしょう)の総称。そくしょう。⇔平声(ひょうしょう)。
そく‐ぶん【仄聞/側聞】
[名](スル)少し耳にはいること。人づてやうわさなどで聞くこと。「—したところでは」
ほの【仄】
[接頭]動詞や形容詞などに付いて、かすかに知覚される、わずかに知覚される、などの意を表す。「—知る」「—暗い」