せせ・る【挵る】
［動ラ五（四）］ １ ㋐とがった物で、繰り返しつつく。つついて掘る。つつきほじくる。「ようじで歯を—・る」 ㋑はしで、食べ物をあちこちつつきまわす。「食べ物を汚く—・る」 ２ 虫などが刺す。かむ...
ぜん【前】
［名］ある時点より早い時。順序として早く現れるほう。まえ。さき。 
［接頭］ １ いまより一つまえの意を表す。「—議長」「—世紀」 ２ 現状になるまえの、の意を表す。「—近代的」 ３ 二つに分...
そ
［終助］サ変・カ変動詞の未然形、その他の動詞の連用形に付く。中世には、サ変動詞の連用形にも付く。 １ 副詞「な」と呼応して、禁止・制止の意を表す。…てくれるな。…なよ。「な恨み給ひ—」〈徒然・...
そい【添ひ／傍】
１ 山の斜面。「岳の上より南の—を下りざまにおもむけたり」〈今昔・二五・五〉 ２ 人や物のかたわら。そば。わき。「これを御笛に吹かせ給ふを—にさぶらひて」〈枕・二四五〉
そ‐う【左右】
１ 左と右。また、かたわら。さゆう。「—の手」「識(さと)り難くして、—を顧みる」〈今昔・九・二七〉 ２ 左か右に落ち着くこと。決着。また、その成り行き。「吉(きっ)—」「軍(いくさ)の—を待つ...
そう【曹】
１ 役所の中の部屋。「退きて—に至る」〈今昔・九・三一〉 ２ 仲間。また、一族。「後の—たらんものに伝へよ」〈読・弓張月・残〉
そう‐かい【草鞋】
１ 「そうあい（草鞋）」に同じ。「片足には—をはきたり」〈今昔・六・三〉 ２ 「挿鞋(そうかい)」に同じ。「かく殿中にして—はきて勤め侍る」〈雑談集・九〉
そう‐ぐ【僧供】
僧に対する供養。また、僧に施す供物。「我、寺にありし時、いたづらに—を請(う)け食ひてのみ過ぎき」〈今昔・一九・一九〉
そう‐さん【早参】
１ 禅宗で、早朝の参禅。朝参。 ２ 早く参上すること。「—して座に居たりけり」〈今昔・二七・九〉
そこば‐く【若干／幾許】
［副］ １ いくらか。いくつか。そくばく。「運動費の—を寄附した事もあった」〈広津和郎・風雨強かるべし〉 「—選ばれたる人々に劣らず御覧ぜらる」〈宇津保・吹上下〉 ２ 数量の多いさま。たくさん。...
