かい‐こ【蚕】
《「飼い蚕(こ)」の意》 1 カイコガの幼虫。孵化(ふか)したては黒く小さいが、のち白い芋虫となり、体長7センチくらい。桑の葉を食べ、ふつう4回脱皮し、繭を作ってさなぎになる。繭から生糸がとれ、...
かいせき‐りょうり【会席料理】
江戸時代以降に発達した酒宴向きの料理。本膳料理と懐石が変化・発達したもので、現在では日本料理の主流となっている。
かいてい【海程】
日本の俳句雑誌。昭和37年(1962)4月、同人誌として創刊。昭和60年(1985)以降、金子兜太の主宰誌となる。創刊当初の参加者は金子のほか、出澤珊太郎、堀葦男など。平成30年(2018)7月...
かいよう
日本の海洋研究開発機構が所有する海洋調査船。昭和60年(1985)、飽和潜水実験ニューシートピア計画の作業船として建造された。半没水型の双胴船であり、自船の位置を定点に保持する機能や人工地震波を...
かかえ‐ち【抱え地】
1 江戸時代、所有地のこと。特に、放置したまま所有する土地。 2 江戸時代、武士・町人などが農民から買い取って所持した土地。元禄4年(1691)以降、家作を禁じられ、野田のまま所有しなければなら...
かかく‐かくめい【価格革命】
16世紀半ば以降、ヨーロッパで起こった著しい物価の騰貴現象。アメリカ大陸のスペイン領から大量の銀が流入し、銀の貨幣価値が低下したことが原因。
かかくさ‐ほきゅうきん【価格差補給金】
重要物資の消費者価格が、生産者価格より低く決定された場合、その差額を国家が負担して支出する、生産者保護のための国庫支出金。第二次大戦後、石炭・鉄鋼などを対象に支給したが、ドッジラインの実施以降削...
かか・ゆ【抱ゆ】
[動ヤ下二]《「かか(抱)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「抱ゆる」となる例が多い》「抱える」に同じ。「乗合一同、旅の苦を忘れて、腹を—・ゆるほどに」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉...
かき‐さん【過期産】
妊娠満42週以降の出産。分娩予定日を2週間以上過ぎての分娩となり、胎盤機能の低下や羊水の減少などによって胎児・新生児に危険が起こる可能性が高くなる。→早産 →正期産
か‐きょう【華僑】
《「華」は中国、「僑」は仮住まいの意》中国国籍を保持したままで、海外に移住した中国人およびその子孫。東南アジアに多く住み、経済的影響力をもっている。→華人 [補説]中国で1978年から実施された...