ニューカッスル‐びょう【ニューカッスル病】
鶏の急性伝染病。家畜伝染病予防法の監視伝染病(家畜伝染病)の一。ウイルスの感染により、肺炎や緑色の下痢便、痙攣(けいれん)などの症状を示す。死亡率が高く、人にも伝染する。英国ニューカッスル地方で...
のみ【蚤】
ノミ目の昆虫の総称。微小で、雌は雄より大きい。体は左右に扁平。翅(はね)をもたず、後ろ脚は発達し、よく跳躍する。口は管状で、哺乳類のほか鳥類に寄生して吸血し、伝染病を媒介するものもある。ヒトノミ...
はいじょ‐じょうたい【排除状態】
ある国や地域において、特定の伝染病の原因となる土着のウイルス株が存在せず、感染による地域的な循環が生じなくなった状態。日本では平成27年(2015)に麻疹が排除状態にあると認定された。
はえ【蠅】
双翅(そうし)目イエバエ科および近縁の科の昆虫の総称。体長約1センチ。翅(はね)は、後ろ翅が退化して棒状となっているため、一対。体は黒色・褐色で、頭部に大きな複眼と3個の単眼があり、触角は短い。...
はく‐り【白痢】
子牛に発生する、激しい下痢を特徴とする急性伝染病。大腸菌が感染して起こり、致死率が高い。子牛白痢。
はやり‐やまい【流行り病】
感染症。伝染病。流行病(りゅうこうびょう)。
ばい‐かい【媒介】
[名](スル) 1 両方の間に立って、なかだちをすること。とりもつこと。「虫が伝染病を—する」 2 ヘーゲル哲学で、存在や認識が他のものによって条件づけられて成り立っていること。
ばい‐たい【媒体】
1 一方から他方へ伝えるためのなかだちとなるもの。 ㋐伝達などの手段。「宣伝広告の—」 ㋑伝染病などを媒介するもの。「風土病の—となる生物」 2 媒質(ばいしつ)となる物体。
ば‐えき【馬疫】
馬の病気。馬の伝染病。
ばび‐そ【馬鼻疽】
鼻疽菌の感染によって起こる馬の伝染病。人間にも感染する。鼻の粘膜が冒されて潰瘍(かいよう)などの病変を生じ、全身のリンパ系に広がる。死亡率が高い。鼻疽。