きん‐ばえ【金蠅】
1 クロバエ科のハエ。体長約1センチで、黄金緑色。動物の死体などに好んで集まり、足についた汚物が伝染病を媒介したりする。 2 クロバエ科のうち、体が金緑色ないし青緑色の光沢のあるハエの総称。幼虫...
ぎじ‐かんちく【疑似患畜/擬似患畜】
家畜伝染病予防法において、患畜である疑いがある家畜。牛疫、牛肺疫、口蹄疫、狂犬病、馬鼻疽(ばびそ)、アフリカ豚熱(ASF)の病原体に触れた、または触れた疑いがある家畜をいう。
ぎゅう‐えき【牛疫】
家畜伝染病予防法の監視伝染病(家畜伝染病)の一つ。牛・メンヨウ・豚などがかかる急性熱性伝染病。病原体はパラミクソウイルス科のウイルスで伝染力が強く、死亡率は高い。FAO(国連食糧農業機関)が進め...
ぎゅう‐はいえき【牛肺疫】
家畜伝染病予防法の監視伝染病(家畜伝染病)の一つ。牛・水牛・鹿などがかかる伝染性肺炎。病原体はマイコプラズマ属の牛肺疫菌。アフリカを中心に発生が見られるが、日本では昭和15年(1940)を最後に...
くうき‐かんせん【空気感染】
飛沫核感染のこと。また、飛沫核感染・飛沫感染・塵埃感染など呼吸器から感染する経気道感染を空気感染という場合もある。空気伝染。
けい‐き【景気】
1 売買や取引などに現れる経済活動の状況。特に、経済活動が活気を帯びていること。好景気。「—が上向く」「—が回復する」「—のいい店」 2 活気があること。威勢がよいこと。「一杯飲んで—をつける」...
けい‐とう【鶏痘】
ニワトリやウズラがかかる急性伝染病。ポックスウイルス科アビポックスウイルス属のDNAウイルスによって引き起こされる痘瘡(とうそう)で、皮膚や粘膜にできものが現れる。家畜伝染病予防法で定められた届...
けんえき‐かんせんしょう【検疫感染症】
日本には病原体が常在しない感染症のうち、検疫法の規定により、検疫所が行う検疫の対象となるもの。検疫伝染病。国際検疫感染症。 [補説]検疫感染症感染症法に基づく分類感染症の種類1類感染症エボラ出血...
ケンネル‐コフ【kennel cough】
犬の病気の一。細菌・ウイルスによる気管支炎の総称。咳のほか発熱・鼻水などがみられ、軽症であれば自然治癒する。犬伝染性気管気管支炎。
げ‐かん【下疳】
性交によってできる伝染性の潰瘍(かいよう)。陰部に生じることが多いが、口唇や指などにもできる。病原菌によって軟性下疳、硬性下疳、混合下疳の3種がある。疳瘡(かんそう)。