昨日(きのう)の淵(ふち)は今日(きょう)の瀬(せ)
《古今集・雑下の「世の中は何か常なる飛鳥川(あすかがわ)昨日の淵ぞ今日は瀬になる」から》「明日は淵瀬」に同じ。
き‐はい【気配】
1 「けはい(気配)1」に同じ。「何か門に近づく—がする」〈木下尚江・良人の自白〉 2 「けはい(気配)2」に同じ。
驥尾(きび)に付(ふ)・す
《青蠅が名馬の尾につかまって1日で千里の遠方に行ったという、「史記」伯夷伝の故事から》すぐれた人に従って行けば、何かはなしとげられる。先達を見習って行動することを、へりくだった気持ちでいう言葉。...
気骨(きぼね)が折(お)・れる
あれこれ気を使って精神的に疲れる。気疲れする。「新人の教育は何かと—・れる」 [補説]「気骨」を「きこつ」と読むと、「信念を守りぬく強い意気」の意となる。したがって、「きこつがおれる」と読むのは誤り。
きや‐きや
[副](スル) 1 からだの一部がするどく痛むさま。「何か胸が—して、はらはらと落涙した」〈鏡花・高野聖〉 2 危ぶんでひやひやするさま。「わしゃ危うて—する」〈浄・丹波与作〉
きゅう‐ばら【急腹】
急に腹を立てること。「造作とか戸棚とかを買ってしまひますよ、と何か—の様子」〈人・梅児誉美・後〉
きょ【拠〔據〕】
[常用漢字] [音]キョ(漢) コ(呉) [訓]よる よりどころ 〈キョ〉 1 何かをするための足場とする。よる。「拠点/依拠・割拠・準拠・占拠」 2 たよりとなる足場。よりどころ。「原拠・根...
興(きょう)に乗(の)・る
おもしろさを感じて何かをする。興に乗ずる。「—・って自慢ののどを披露する」
きらり
[副]一瞬、鋭く光を放つさま。「涙が—と光る」「彼には何か—と光るものを感じる」 [補説]人工衛星は別項。→きらり
き‐りょく【気力】
何かを行おうとする精神力。気持ちの張り。「—が充実している」「—に乏しい」