まぎれ【紛れ】
１ ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。「怒った—に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風・腕くらべ〉 ２ 他に入りまじって区別がつかなくなること。「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の—に...
まく‐づかえ【幕支へ】
芝居で、何かの差し障りがあって幕の開かないこと。「—と見える」〈滑・浮世床・二〉
ます
［助動］［ませ・ましょ｜まし｜ます｜ます｜（ますれ）｜ませ・まし］動詞、助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」の連用形に付く。 １ 丁寧語として、聞き手に対する敬意を表す。「山登りに行って来...
ま‐ちがい【間違い】
１ 真実と違うこと。誤り。まちがえ。「—を正す」 ２ しくじり。過失。あやまち。まちがえ。「—がないか確かめる」 ３ 異常な出来事。事故。まちがえ。「途中で何か—でもなければよいが」 ４ 情事、...
まっかせ【任せ】
［感］《「まかせ」の音変化》まかせておけの意で、何かを請け合って発する掛け声。心得た。よしきた。「取ったと掛かるを、—とかいくぐり」〈浄・忠臣蔵〉
ま‐なお【真直】
［形動ナリ］正しく偽りのないさま。心のまっすぐなさま。「豊国の企救(きく)の浜辺の砂地(まなごつち)—にしあらば何か嘆かむ」〈万・一三九三〉
間(ま)を持(も)た・す
あいた時間や待っている時間を、何か別のことをして過ごす。「世間話で—・す」
み【身】
《「実」と同語源》 
［名］ １ 生きている人間のからだ。身体。「茂みに—を隠す」「装飾品を—につける」 ２ わが身。自分自身。「—を犠牲にする」「だまっている方が—のためだぞ」「—の危険を感じ...
み‐い・る【見入る／魅入る】
［動ラ五（四）］ １ （見入る）気をつけて見る。じっと見つめる。また、見とれる。「合格者発表の掲示に—・る」 ２ 外から中を見る。のぞき込む。「家ノ奥ヲ—・ル」〈和英語林集成〉 ３ （「魅入る...
みえ‐ば・る【見栄張る】
［動ラ五（四）］みえを張る。うわべを飾る。「何かと苦しく—・らなければいけないのですからね」〈太宰・十五年間〉
