お‐きゃん【御侠】
[名・形動]《「きゃん(侠)」は唐音》若い女性の、活発で慎みのないこと。また、そのさま。「—な娘」
きゃん【侠】
[名・形動]《唐音》 1 「おきゃん」に同じ。「お梅は—な声で」〈独歩・郊外〉 2 勇み肌でいきなさま。また、そのような人。「—のおみさん、通のぬし」〈洒・軽井茶話〉
きょう【侠】
[人名用漢字] [音]キョウ(ケフ)(漢) 信義にあつく、強きをくじき弱きを助ける人。男気。男だて。「侠客・侠気・侠骨/義侠・剣侠・任侠(にんきょう・じんきょう)・勇侠・遊侠」 [補説]人名用漢...
ぎ‐きょう【義侠】
正義を重んじて、強い者をくじき、弱い者を助けること。おとこだて。
ごう‐きょう【豪侠】
つよくて、男気のあること。「—の気を飾り」〈増山守正・西京繁昌記〉
じん‐きょう【任侠/仁侠】
⇒にんきょう(任侠)
にん‐きょう【任侠/仁侠】
弱い者を助け強い者をくじき、義のためならば命も惜しまないといった気性に富むこと。おとこ気。「—道」
ぶ‐きょう【武侠】
武勇と侠気。「—の徒」
ゆう‐きょう【勇侠】
勇気があって男気に富むこと。
ゆう‐きょう【遊侠/游侠】
仁義を重んじ、強きをくじき、弱きを助けること。男だて。また、その気風の人。侠客。「—の徒」