ばい‐すう【倍数】
ある整数の何倍かの数。整数aが整数bで割りきれるとき、aはbの倍数であるという。⇔約数。
ばいすう‐せい【倍数性】
ある生物の染色体の基本数に対して、近縁種などが整数倍の染色体数をもつ現象。一組の染色体を体細胞はふつう2倍もつので二倍体を基準とし、これ以上のものにいう。→異数性
ばいすう‐たい【倍数体】
染色体数において倍数性を示す個体。体細胞はふつう二倍体(2n)で、三組もつものを三倍体(3n)などのようによぶ。
ばいすうひれい‐の‐ほうそく【倍数比例の法則】
2種の元素からなる化合物がいくつかあるとき、一方の元素の一定量と化合する他方の元素の量は、簡単な整数比をなすという法則。1803年にドルトンが原子論とともに提唱。