ほん‐えい【本影】
光で物体を照らしたとき、物体に遮られて光が全く届かない部分の影。→半影
ぼん‐げ【凡下】
[名・形動] 1 平凡で、すぐれたところのないこと。また、その人や、そのさま。「私は全く—な執着に駆られて」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉 2 身分の卑しいこと。また、その人。 3 中世、侍身分に属...
まっ‐か【真っ赤】
[名・形動] 1 非常に赤いこと。充血して赤いこと。また、そのさま。「—な花」「西の空が—だ」「—になって怒る」「目を—にする」 2 全くそうであるさま。まるっきり。「—なにせ物」
真(ま)っ赤(か)な嘘(うそ)
まぎれもないうそ。全くのうそ。
まっ‐さかさま【真っ逆様】
[名・形動]全くさかさまであること。また、そのさま。「頭から—に落ちる」
まっ‐さら【真っ新】
[名・形動]全く新しいこと。まだ全然使っていないこと。また、そのさま。「—な(の)背広」
まっ‐たいら【真っ平ら】
[名・形動]全くたいらなこと。また、そのさま。「波一つなく—な海面」
まっ‐ぴら【真っ平】
[形動][文][ナリ]《「まひら」の音変化。語幹を副詞的にも用いる》 1 ただひたすらに願うさま。ひとえに。「—許されい」「—にいやと言ふとも入り参らする」〈仮・仁勢物語・下〉 2 《「真っ平御...
まっぴら‐ごめん【真っ平御免】
[連語] 1 全くいやであること。まっぴら。「お説教は—だ」 2 許しを請うときの言葉。「何卒(どうぞ)—なすって、向後屹(きっ)と気を着けまする」〈鏡花・夜行巡査〉 3 人を訪ねたり辞去したり...
ま‐みえ【目見え/見え】
まみえること。謁見(えっけん)。「昨日—に来たる女は全くの田舎ものとも見えず」〈鉄腸・花間鶯〉