か‐しかん【下士官】
軍人の階級の一。士官と兵との間に位置する下級幹部。旧日本陸軍では曹長・軍曹・伍長(ごちょう)、旧日本海軍では上等兵曹・一等兵曹・二等兵曹などの総称。自衛隊では陸曹・海曹・空曹がこれに相当する。
かしわ‐ぎ【柏木】
1 カシワの木。 2 《カシワの木に葉守の神が宿るという伝承から》皇居警備の任に当たる兵衛(ひょうえ)または衛門(えもん)の異称。「—の木高きわたりより」〈かげろふ・上〉
源氏物語第36巻...
かじかわ‐まきえ【梶川蒔絵】
江戸幕府の御用蒔絵師の梶川家代々の作品。彦兵衛・久次郎らが名手として知られ、特に印籠蒔絵にすぐれていた。
かじま‐や【加島屋】
江戸時代の大坂の豪商。同族のうち、久右衛門家(広岡姓)はその中心で、米仲買・両替・大名貸し資本として、鴻池(こうのいけ)家と並ぶ豪商。明治に入り加島銀行を創立。また、作兵衛家(長田姓)は米仲買・...
かすみ【香住】
兵庫県北部、美方郡香美(かみ)町北部の地名。旧町名。日本海に臨み、イカ・マツバガニの漁獲が多い。奇岩の多い岩石海岸が続き、景勝地。
か‐せい【加勢】
[名](スル)力を貸して助けること。また、その人や兵。助勢。応援。「弱いほうに—する」
かぜよばんりをかけよ【風よ、万里を翔けよ】
田中芳樹の小説。男装の少女兵士、花木蘭(かもくらん)を主人公とする中国歴史ロマン。平成3年(1991)刊。
か‐そう【過早】
[名・形動]早すぎること。また、そのさま。「—着火」「又演習の経過を—にし或は実戦にあるべからざる動作を演ぜしむべからず」〈歩兵操典・一九〉
かたおか【片岡】
姓氏の一。 [補説]「片岡」姓の人物片岡健吉(かたおかけんきち)片岡千恵蔵(かたおかちえぞう)片岡鉄兵(かたおかてっぺい)片岡仁左衛門(かたおかにざえもん)
かた‐な【片名/偏名】
1 ㋐2字で成り立っている名の片方の字。偏諱(へんき)。「我が—に父が—を取って経春とつくべし」〈盛衰記・三六〉 ㋑俳号などで、2字以上の場合、略して1字を書くもの。例えば「去来」を「来」と記す...