かたな‐がり【刀狩(り)】
武士以外の者が持っている刀・槍などの武器を没収すること。天正16年(1588)豊臣秀吉による刀狩り令が有名。これによって兵農分離を行い、近世封建体制の基礎をつくった。
かち‐いくさ【徒歩軍/歩兵】
1 乗馬せず徒歩で戦う兵士。「—騎(むまいくさ)夾(はさ)み攻めて」〈前田本雄略紀〉 2 徒歩の兵士の戦闘。
かち‐がしら【徒頭/徒士頭】
1 中世以後、徒歩の兵を率いる長。 2 江戸幕府の職名。徒組(かちぐみ)の長。
かち‐だち【徒立ち/歩立ち】
1 騎馬でなく、徒歩であること。「馬をも射させ、—になり」〈平家・七〉 2 歩兵の戦い。かちいくさ。また、その兵。「鎮西の育ちなれば、—はよかるらん」〈保元・中〉
かち‐はしり【徒走り/歩走り】
1 乗り物を用いずに、足で走ること。「—の苦しかりしをのみなむ」〈宇津保・国譲下〉 2 徒歩でついてゆく下級の兵士。走り衆。「はかばかしき—の一人をだにも具せざりけり」〈保元・中〉
かち‐むしゃ【徒武者】
馬に乗らない、徒歩の兵士。雑兵。「—の侍(さぶらひ)二三十人」〈愚管抄・五〉
か‐ちょう【火長】
1 古代の兵制で、兵士10人(一火)の長。 2 検非違使(けびいし)の配下の職名。衛門府の衛士(えじ)を選抜した。
カットオフ‐じょうやく【カットオフ条約】
《「核兵器用核分裂性物質生産禁止条約」の通称》核兵器用の高濃縮ウラン、プルトニウムなどの生産を禁止する条約。1993年米国のクリントン大統領が提案、1995年ジュネーブ軍縮会議(CD)でFMCT...
かつ‐だんそう【活断層】
活動中の、または第四紀に活動したことのある断層。大部分は地震断層。岐阜県の根尾谷(ねおだに)断層・阿寺(あてら)断層、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)を引き起こした野島断層など。
かとう【加東】
兵庫県中南部にある市。南東の平野部では酒米の山田錦の生産が盛ん。平成18年(2006)3月に社町・滝野町・東条町が合併して成立。人口4.0万(2010)。