きき‐つ・ける【聞(き)付ける】
[動カ下一][文]ききつ・く[カ下二] 1 音や声に気づく。「怪しい物音を—・けて外に出る」 2 偶然聞いて知る。人づてに聞いて知る。「うわさを—・ける」 3 聞き慣れる。「彼の大声は—・けている」
き‐くず【木屑】
材木を切ったり削ったりするときに出るくず。
き‐けん【危険】
[名・形動] 1 あぶないこと。生命や身体の損害、事故・災害などが生じる可能性のあること。また、そのさま。「身に—が迫る」「高所での—な作業」⇔安全。 2 悪い結果を招く可能性があること。また、...
き‐けん【貴顕】
[名・形動]身分が高く、名声のあること。また、そういう人や、そのさま。「—紳士」「元来—なる人の上に出るもの」〈中村訳・西国立志編〉
き‐ざ・す【兆す/萌す】
[動サ五(四)] 1 草木が芽を出す。芽生える。「新芽が—・す」 2 物事が起ころうとしている気配がある。心の中にある感情や考えなどが生まれる。「日射しに秋の色が—・す」「淡い恋心が—・す」 [...
き‐じ【生地/素地】
1 手を加えていない、もともとの性質。「—が出る」 2 化粧しないままの素肌。素顔。「—のままできれいな人」 3 布・織物などの地質。また、染色や仕立てなどの加工をするための布・織物。「—のいい...
機先(きせん)を制(せい)・する
相手より先に行動して、その計画・気勢をくじく。「—・して攻勢に出る」 [補説]「機先を征する」と書くのは誤り。
きた【北】
1 太陽の出る方に向かって左の方角。⇔南。 2 北風。《季 冬》「—寒しだまって歩くばかりなり/虚子」 [補説]地名・書名別項。
きど‐げいしゃ【木戸芸者】
江戸時代、歌舞伎劇場で新狂言の出る前日などに、木戸口の台の上で狂言の名題・役割を読み上げたり、役者の声色などを使ったりして景気をあおり、客を集めた芸人。
き‐にゅう【鬼乳/奇乳】
生後2、3日の新生児の乳腺(にゅうせん)から出る乳汁。母体から受けたホルモンによる。魔乳。