きょうど【匈奴】
前3世紀末から後1世紀末にかけて、モンゴル高原を中心に活躍した遊牧騎馬民族。秦代末の前209年、冒頓(ぼくとつ)が単于(ぜんう)(君主)となり、北アジア最初の遊牧国家を建設。東胡(とうこ)、大月...
きょく‐たい【極体】
動物の卵母細胞が減数分裂をして卵子ができる過程で形成される、3個の小さな細胞。核はあるが細胞質をほとんどもたず、退化して消滅する。
きょ‐さいぼう【巨細胞】
豊富な原形質の中に1個または数十個の核が存在する、大型の細胞。複数の細胞が融合したものと、核だけが分裂して生じるものとがある。また、巨核球や破骨細胞など生理的なものと、さまざまな病気に伴って出現...
きょっ‐かく【極核】
被子植物の胚嚢(はいのう)細胞の核分裂によって生じた8個の核のうち、ふつう胚嚢の中心にある2個の核。花粉管の精核と受精し、胚乳(はいにゅう)になる。中心核。
キリストきょう‐みんしゅどうめい【キリスト教民主同盟】
《(ドイツ)Christlich-Demokratische Union》ドイツの保守政党。第二次大戦前の保守政党の分立がナチスの台頭の一因だったとの反省に立ち、1945年に連合国占領下で発足し...
きん‐るい【菌類】
カビ・キノコ・酵母などを含む真核生物の一群。葉緑素をもたず、寄生や腐生で生活し、胞子や分裂・出芽で増える。かつて生物を動物・植物の二界に分けるときは植物に含められたが、分子系統学的には、むしろ動...
くうちゅう‐ぶんかい【空中分解】
[名](スル) 1 飛行中の航空機がばらばらに分解すること。 2 組織・計画などが、中途で分裂したりつぶれたりすること。「突発事故により大事業が—する」
くさび【楔/轄】
1 木や金属で、一端が厚く他端に至るにしたがって薄くなるように作ったもの。木材・石材を割るとき、重い物を押し上げるとき、差し込んだ材が抜け落ちるのを防ぐときなどに用いる。責め木。 2 車軸の端の...
くみ‐かえ【組(み)替え/組(み)換え】
1 組みかえること。再編成すること。「メンバーの—をする」「予算の—」 2 活版印刷で、組版(くみはん)を組み直すこと。 3 生物学で、細胞の減数分裂の際に相同染色体の間で交差が生じたため、同一...
クリプトン‐はちじゅうご【クリプトン85】
《krypton 85》核分裂生成物として原子炉や再処理工場の運転により生成する放射性物質。不活性ガス。半減期10.3年。