うい‐だ・つ【初立つ】
[動タ四] 1 ひなが巣立つ。「郭公(ほととぎす)—・つ山をさと知らば木の間は行きて聞くべきものを」〈曽丹集〉 2 霞などが立ちはじめる。「いつしかも—・ちにける霞かなまだいとけなき春の初めに」...
うい‐まくら【初枕】
男女が初めて一つ床に寝ること。にいまくら。
うい‐まご【初孫】
初めての孫。はつまご。
うい‐やまぶみ【初山踏み】
1 初めて山に登ること。特に、修験者が初めて大峰・葛城(かつらぎ)山に登ること。 2 学問の道に初めて入ること。ういまなび。 [補説]書名別項。→うひ山ぶみ
ウエストミンスター‐じいん【ウエストミンスター寺院】
ロンドンの中心部ウエストミンスターにある、英国王の戴冠式(たいかんしき)が行われる教会。また、国王・王妃・著名人の墓所もある。7世紀初めに創建、11世紀に再建され、現在の伽藍(がらん)は13世紀...
うえの‐しゅんのじょう【上野俊之丞】
[1790〜1851]写真家。長崎の人。名は「としのじょう」とも。写真機を初めて輸入。薩摩藩主島津斉彬(しまづなりあきら)を撮影した写真は、日本人の手になる最初の写真といわれる。
ウォーリック‐じょう【ウォーリック城】
《Warwick Castle》英国イングランド中部、ウォーリックシャー州のウォーリックにある城。10世紀初め、アルフレッド大王の娘エセルフリーダが、デンマークの侵攻に備えてエイボン川のほとりに...
ウオッシュ‐アウト【washed-out】
《洗いざらしの、色のさめた、の意》生地を初めから何回も水洗いしたようなさめた感じの色にする加工法。
うかれぼうず【うかれ坊主】
歌舞伎舞踊。清元。本来は常磐津(ときわず)で、2世桜田治助作詞、3世岸沢古式部作曲。文化8年(1811)江戸市村座初演。昭和の初め、5世清元延寿太夫が清元に改曲。
うき‐え【浮(き)絵】
江戸時代、西洋画の透視図法を取り入れた遠近感のある絵。実景が浮き出るように見えるのでいう。初め、のぞきからくりの眼鏡絵に用いられ、芝居小屋内部を描いた浮世絵などにも応用された。遠視画。