フローラ【Flora】
ティツィアーノの絵画。カンバスに油彩。縦79センチ、横63センチ。高級娼婦をモデルに花と豊穣の女神フローラを描いたものとされる。ティツィアーノの初期の代表作の一。フィレンツェ、ウフィツィ美術館所蔵。
ぶだん‐せいじ【武断政治】
1 武力をもって行う政治。 2 特に江戸初期、3代将軍家光までの政治支配のありかた。→文治政治
ぶっそく‐せき【仏足石】
釈迦の足の裏の形を表面に刻んだ石。インドの初期仏教では仏がそこにいることを示すしるしとして用いたが、のち礼拝の対象とされ、千輻輪(せんぷくりん)などの図が刻まれる。日本では奈良の薬師寺にあるもの...
ブッタップ‐じ【ブッタップ寺】
《Chua But Thap》ベトナム北部、バクニン省にある仏教寺院。首都ハノイの東約25キロメートルに位置する。正式名称は寧服寺(ねいふくじ)。13世紀、陳朝初期の創建とされ、17世紀半ばの大...
ぶどう【葡萄】
1 ブドウ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。蔓は屈曲し、葉の変形した巻きひげで他に絡みつく。葉は手のひら状で浅い切れ込みがある。初夏、黄緑色の小花が集まって咲き、秋に多汁の実が房状に垂れ下がる。実...
ブローニー【Brownie】
1 米国イーストマン‐コダック社の初期のカメラのブランド名。このうち、日本では特に、同社の120フィルムを使用するカメラ。ブローニー‐カメラ。ブローニー判カメラ。 2 1に使用する、120フィル...
ぶんかんしりん【文館詞林】
中国の詩文集。1000巻。唐の高宗の勅により658年に許敬宗が編纂(へんさん)。漢代から唐代初期までの詩文を集めた。
ぶんげいクラブ【文芸倶楽部】
文芸雑誌。明治28年(1895)1月創刊、昭和8年(1933)1月廃刊。初期は泉鏡花・樋口一葉・広津柳浪・小栗風葉・国木田独歩らの作品を発表したが、しだいに通俗化した。
ぶんつけ‐ひゃくしょう【分附百姓】
江戸時代、分附で名前を記された農民。初期の検地帳に多くみられ、隷属的な身分を示す。
ぶんめい‐かいか【文明開化】
世の中が開けて生活が便利になること。特に明治初期、西洋文明を積極的に模倣し、急速に西洋化・近代化した現象。