ろう‐だん【壟断】
[名](スル) 1 高い丘の切り立っている所。 2 《いやしい男が高い所から市場を見下ろして商売に都合のよい場所を見定め、利益を独占したという、「孟子」公孫丑下の故事から》利益や権利を独り占めに...
ろく‐あみだ【六阿弥陀】
6か所の阿弥陀仏。春秋の彼岸に参詣すれば利益があるとされ、江戸の町中や近郊にあったものが有名。《季 春》
ロビイスト【lobbyist】
圧力団体の利益を政治に反映させるために、政党・議員・官僚などに働きかけることを専門とする人々。米国議会のロビーなどで議員と話し合うという慣行からできた語。→ロビー活動
ワイズ‐スペンディング【wise spending】
「賢い支出」という意味の英語。経済学者のケインズの言葉。不況対策として財政支出を行う際は、将来的に利益・利便性を生み出すことが見込まれる事業・分野に対して選択的に行うことが望ましい、という意味で...
ワイズ‐ユース【wise use】
《「賢明な利用」の意》ラムサール条約で提唱された考え方。湿地の生態系を維持しつつ、人類の利益のために湿地を持続的に利用すること。
わい‐ろ【賄賂】
1 自分の利益になるようとりはからってもらうなど、不正な目的で贈る金品。袖の下。まいない。「—を受け取る」 2 公務員または仲裁人の職務に関して授受される不法な報酬。金品に限らず、遊興飲食の供応...
わぎゅうよたく‐しょうほう【和牛預託商法】
和牛の飼育によって得られた利益を配分するとして出資を募る商法。1990年代から2000年代にかけて、飼育・繁殖の実態を伴わない詐欺的な取引が横行し、多数の個人投資家が被害を受けた。和牛商法。→和...
わたくし【私】
[名] 1 自分一人に関係のあること。個人的なこと。「—の用事で欠勤する」⇔公(おおやけ)。 2 公平さを欠いて、自分の都合や利益を優先すること。また、公共のための事物を私物化すること。「—を...
わたくし‐あきない【私商ひ】
本業以外にする商い。副業。内職。また、商家の奉公人が、主家の仕事のかたわら、自分の利益のためにする商い。自分商い。「二百目や三百目、—にてまうけたればとて」〈浮・織留・六〉
わたくし‐ごころ【私心】
1 自分の利益ばかりを考える心。また、個人的な感情。ししん。「—のない人」 2 ひそかに恋い慕う心。「むつかしき—の添ひたるも苦しかりけり」〈源・東屋〉