こんごう‐りきし【金剛力士】
《(梵)Vajra-pāṇiの訳》金剛杵(しょ)を持って仏法を守護する神。大力をもって悪魔を降伏(ごうぶく)する。寺門の左右に置かれる。門の向かって右を密迹(みっしゃく)金剛、左を那羅延(ならえ...
しゅっせ‐りきし【出世力士】
相撲で、新弟子のうち前相撲(まえずもう)に合格した者。次の場所で序の口となり、初めてその名が番付に載る。
ひかえ‐りきし【控(え)力士】
相撲で、東西の土俵下で自分の出番を待ちながら、取り組み中の力士の介添えをつとめる力士。
やく‐りきし【役力士】
相撲で、力士のうち、横綱・大関・関脇・小結の総称。
りき‐し【力士】
《古くは「りきじ」とも》 1 相撲取り。 2 「金剛(こんごう)力士」の略。 3 力の強い人。力持ち。「数万の—鬼王を集めて」〈曽我・七〉
りきし‐だち【力士立ち】
《「りきじだち」とも》金剛力士のような勇ましい立ち姿。仁王立ち。「思ひの外に金剛兵衛が—」〈浄・栬狩剣本地〉
りきし‐まい【力士舞】
《「りきじまい」とも》上代、伎楽(ぎがく)の舞の一。金剛(こんごう)力士の仮装をして舞う。まら振り舞。「池神の—かも白鷺の桙(ほこ)啄(く)ひ持ちて飛び渡るらむ」〈万・三八三一〉