ひょう‐どう【秤動】
《「しょうどう」の慣用読み》天体が自転・公転するとき、回転が完全には一定にならず、ある角度内を振動する現象。釣り合った天秤(てんびん)が揺れ動くように運動するところからいう。
びきあつ‐しんどう【微気圧振動】
気圧の微小な変化が波として伝わる現象。感度の高い微気圧計で捉えられる。核実験、大地震に伴う津波、隕石の落下、火山噴火などによって生じる。微気圧変動。
びきあつ‐へんどう【微気圧変動】
⇒微気圧振動
び‐どう【微動】
[名](スル)かすかに動くこと。「—だにしない」「女は白い手拭の端を—させては」〈長塚・土〉
びょうえん‐うんどう【描円運動】
円を描くような動き。関節の屈曲・伸展・内転・外転を連続して行うもので、肩関節を中心に腕を円錐(えんすい)を描くように回転させる動作などがこれにあたる。
ファウストてき‐しょうどう【ファウスト的衝動】
《ゲーテの「ファウスト」の主人公の言動にちなむ語》自己の可能性追求のために、人生のあらゆる幸福と苦痛を体験したいとする衝動。
ふう‐どう【風動】
[名](スル)風が草木を吹き動かすように、なびかせ従えること。感化すること。また、感化されること。「その母の徳行、能く朋友社会を—せしことを語れり」〈中村訳・西国立志編〉
ふく‐しんどう【副振動】
海上で発生した波(振動)が水深や地形の変化を受けて増幅し、湾内などの潮位が急激に変動すること。主振動に対していう。→静振
フゴイド‐うんどう【フゴイド運動】
《phugoid motion》飛行機が安定性を失い、高度と速度を周期的に大きく変化させながら飛行すること。迎え角の変化は小さい。フューゴイド運動。
ふじん‐うんどう【婦人運動】
婦人に対する差別を撤廃し、社会的地位・権利の向上を目的とする女性による自覚的な社会運動。近代以降、女性の参政権獲得運動を中心に、男女平等の実現を求めて展開されてきた。女性を主体とする平和運動・消...