はし‐すずみ【橋涼み】
橋の上に出て涼むこと。《季 夏》「千人が手を欄干や—/其角」
はし‐ぶね【端舟/橋船】
《「はしふね」とも》 1 小舟。「天の日槍(ひほこ)—に乗りて播磨国に泊(とどま)りて」〈垂仁紀〉 2 本船に付属して人や荷物の陸揚げに使う小舟。「かねて用意の—に召し給へば」〈浄・千本桜〉
はしら‐か・す【走らかす】
[動サ四] 1 走るようにする。走らせる。「男(をのこ)どもあまた—・したれば」〈徒然・八七〉 2 耳目が働くようにする。「いいかげんに空耳を—・せえ」〈人・梅児誉美・後〉 3 屏風(びょうぶ)...
はしり‐ぬ・ける【走り抜ける】
[動カ下一][文]はしりぬ・く[カ下二] 1 走って通り抜ける。駆け抜ける。「路地を—・ける」「千秋楽まで無事に—・けた」 2 感覚・感情などが一瞬現れて消える。「強い感動が—・ける」
はせがわ【長谷川】
姓氏の一。 [補説]「長谷川」姓の人物長谷川櫂(はせがわかい)長谷川一夫(はせがわかずお)長谷川和彦(はせがわかずひこ)長谷川潔(はせがわきよし)長谷川三郎(はせがわさぶろう)長谷川時雨(はせが...
はた‐はた
[副] 1 物を続けざまにたたいたり何かにぶつけたりする音や、そのさまを表す語。「下駄の雪を落とす音が、—と聞こえる」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 2 旗などが風にあおられたり、鳥が羽ばたいたりし...
はち【八】
[音]ハチ(呉) ハツ(漢) [訓]や やつ やっつ よう [学習漢字]1年 〈ハチ〉 1 数の名。やっつ。「八卦(はっけ)・八州・八方/尺八・四苦八苦・四通八達」 2 八番目。「八階・八月」...
はちおうじ‐せんにんぐみ【八王子千人組】
江戸幕府の職名。槍奉行の支配に属し、八王子に在住して甲州口を警衛。また、交替で日光・江戸の火の番を務めた。同心100人を1組として、その数が10組あったところからいう。八王子千人同心。八王子千本...
はち‐すけ【八介】
武家で介(すけ)の通称を名のることを許された八家。秋田城介(出羽)・三浦介(相模)・千葉介(下総(しもうさ))・上総(かずさ)介(上総)・狩野介(伊豆)・井伊介(遠江(とおとうみ))・富樫(とが...
はちだい‐しゅう【八代集】
古今和歌集以下、平安初期から鎌倉初期までの八つの勅撰和歌集の総称。古今和歌集・後撰和歌集・拾遺和歌集・後拾遺和歌集・金葉和歌集・詞花和歌集・千載和歌集・新古今和歌集。