ひ
1 五十音図ハ行の第2音。硬口蓋の無声摩擦子音[ç]と母音[i]とから成る音節。[çi] 2 平仮名「ひ」は「比」の草体から。片仮名「ヒ」は「比」の旁(つくり)から。 [補説](1) 「ひ」は古...
ひがし‐メボン【東メボン】
《East Mebon》カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコールトムの東方、かつての人工水域である東バライの中心に位置する。10世紀半ば、クメール王朝のラジェンドラバルマ...
ひがし‐ローランドゴリラ【東ローランドゴリラ】
ヒガシゴリラの一亜種。コンゴ民主共和国東部の低地熱帯雨林に分布。1990年代半ばには約1万7000頭が生息していたが、開発や内戦により生息地が破壊され、半減しているとみられる。
ひご‐の‐かみ【肥後守】
1 肥後の国司。 2 文房具の小刀(こがたな)の一種。7、8センチの両刃が鉄製の折りたたみ式の鞘(さや)に収められるもの。鞘は柄(え)を兼ね、ふつう「肥後守」などの銘がある。大正半ばから兵庫県で...
ヒボックヒボック‐さん【ヒボックヒボック山】
《Mount Hibok Hibok》フィリピン南部、ミンダナオ島の北方に浮かぶカミギン島にある活火山。標高1332メートル。19世紀前半から20世紀半ばまで6回の大噴火が記録されている。195...
百里(ひゃくり)を行(ゆ)く者(もの)は九十(くじゅう)を半(なか)ばとす
《「戦国策」秦策・武王から》何事も終わりのほうほど困難であるから、九分どおりまで来てやっと半分と心得、最後まで気をゆるめるな、という戒めの言葉。百里を行く者は九十里を半ばとす。
ビオ【Biot】
フランス南東部、アルプ‐マリチーム県の村。中世、異教徒からの攻撃を防ぐために、急峻(きゅうしゅん)な岩山や丘の上に城壁をめぐらして築いた「鷲(わし)の巣村」の一。20世紀半ばよりガラス工芸が盛ん...
ビックドン‐じ【ビックドン寺】
《Chua Bich Dong》ベトナム北部、ニンビン省にある仏教寺院。古都ホアルーの南方の岩山にある洞窟寺院。下から順に下寺・中寺・上寺の三つの寺院で構成される。11世紀頃の創建とされ、18世...
ビラ‐アンジョリーナ【Villa Angiolina】
クロアチア北西部、イストラ半島の町オパティヤにある建物。19世紀半ば、リエカの豪商イジニオ=スカルパにより建造。オーストリアハンガリー帝国の王侯貴族たちが訪れ、オパティヤが温暖な海岸保養地として...
ビンニツァ【Vinnytsya/Вінниця】
ウクライナ西部、ビンニツァ州の都市。同州の州都。南ブーフ川沿いに位置する。14世紀にリトアニア大公国が建設した要塞都市に起源する。16世紀にポーランド領、18世紀末にロシア領になった。18世紀半...