ぜんこうじ‐じしん【善光寺地震】
弘化4年(1847)3月24日、現長野県の善光寺平を震源として発生したマグニチュード7.4の地震。当時、善光寺御本尊の御開帳に全国から多数の参詣者が集まっていて被害が拡大した。また、虚空蔵(こく...
ぜん‐の‐つな【善の綱】
《善所に導く綱の意》 1 万日供養や開帳のとき、仏像の手などにかけて参詣者などに引かせる5色の綱。仏にすがる意を表すという。 2 葬式のとき、棺につないで引く白布の綱。
たえま【当麻】
謡曲。五番目物。世阿弥作。念仏僧が大和の当麻(たいま)寺を参詣すると、阿弥陀の化身の老尼と観世音の化身の侍女が現れて中将姫の話を語り、その夜、僧の夢に中将姫が現れ、仏法の徳をたたえて舞をまう。
たち‐こ・む【立(ち)込む/立ち籠む】
[動マ五(四)] 1 ある場所に集まって込み合う。混雑する。たてこむ。「境内は参詣の人々で—・んでいる」「ことに人多く—・みて」〈徒然・四一〉 2 川釣りで、川の中に入って立ち、釣り糸を垂れる...
たなべ【田辺】
和歌山県南部の市。熊野参詣の交通の要地として、紀州藩家老安藤氏の城下町を中心に発展。田辺湾北側の天神崎は日本のナショナルトラスト運動の先駆として知られる。平成17年(2005)5月、龍神村、中辺...
たむら【田村】
謡曲。二番目物。今昔物語などに取材。旅僧が清水寺に参詣すると、坂上田村麻呂の霊が現れて寺の縁起と軍功を語る。
だい‐かぐら【太神楽/代神楽】
1 伊勢神宮へ一般の参詣人が奉納する神楽。御師(おし)の邸内で行われた。太太(だいだい)神楽。 2 1から転じた江戸時代の大道芸。もとは伊勢神宮や熱田神宮の下級神官が全国各地を回って神事としての...
だい‐さん【代参】
[名](スル)本人の代わりに神社・仏閣へ参詣すること。また、その人。
だいぶつ‐しょうほう【大仏商法】
奈良の大仏に参詣する客が立ち寄るのを待つだけで、進んで客を集める努力をしない奈良商人の消極性をいう語。 [補説]古くは、大仏に参詣する客を捉えて逃さない奈良商人の商売上手を言ったともいう。
だい‐まいり【代参り】
1 本人の代わりに社寺に参詣すること。また、その人。だいさん。 2 「代待ち」に同じ。「愛宕様への—」〈浮・諸艶大鑑・八〉