火(ひ)を吐(は)・く
1 火を吹き出す。「—・く銃口」 2 激しい口調で論じたてる。「舌端—・く」
ヒート‐ガン【heat gun】
電熱線で発生させた高熱の空気を吹き出す機器。塗装の乾燥・軟化・除去、熱可塑性樹脂の加工、氷の解凍などに用いられる。ホットガン。ヒーティングガン。
ふう‐けつ【風穴】
山腹・渓間などにあって、夏季に冷たい風を吹き出す洞穴。溶岩トンネルの大きなもので、洞内の温度差による対流によって風を生じる。
ふき‐い・ず【吹き出づ/噴き出づ】
[動ダ下二]「吹き出す」に同じ。「珍しき風—・づる時に」〈宇津保・内侍督〉 「—・づる物の音ども」〈源・総角〉
ふき‐いだ・す【吹き出だす/噴き出だす】
[動サ四]「吹き出す」に同じ。「北八をかしく—・しながら」〈滑・膝栗毛・四〉
ふき‐だ・す【吹(き)出す/噴(き)出す】
[動サ五(四)] 1 ㋐(吹き出す)風が吹きはじめる。「秋風が—・す」 ㋑こらえきれずに笑いだす。「おかしくて、つい—・す」 ㋒内にあるものが勢いよく外に出る。「血が—・す」「汗がどっと—・す」...
ふき・でる【吹(き)出る/噴(き)出る】
[動ダ下一]内にあるものが外に勢いよく出る。吹き出す。「汗が—・でる」「湯気がやかんの口から—・でる」
ぷっ‐と
[副] 1 口先をすぼめて息などを一瞬吐き出すさま。「ブドウの種を—吐き出す」 2 思わず笑いだすさま。「おかしくて—吹き出す」 3 ふくれるさま。また特に、怒ってふくれるさま。「風船が—ふくら...
ほう‐しゅつ【放出】
[名](スル) 1 吹き出すこと。また、あふれ出ること。「熱を—する」「エネルギーを光にかえて—する」 2 蓄えていたものを外部に出すこと。持っているものを手放すこと。「戦力外の選手を—する」「...
やま‐せ【山背】
1 山を越えて吹いてくる風。フェーンの性質をもつ風。 2 夏季に北日本の太平洋側、特に三陸地方に吹く冷湿な北東風。オホーツク海高気圧から吹き出す風で、長く続くと冷害の原因となる。《季 夏》「二艘...