か‐み【佳味/嘉味】
1 よい味。また、よい味の食物。美味。「当時はこれが、無上の—として、上は万乗の君の食膳にさえ上せられた」〈芥川・芋粥〉 2 よい趣。おもしろみ。
か‐み【加味】
[名](スル) 1 《薬に他の薬を加えて調合する意から》味を付け加えること。 2 あるものに、別の要素を付け加えること。「参加者の意見を—して日程を決める」
から‐み【辛み/辛味】
1 辛い味。辛さの程度。舌を刺激する辛さにも、塩辛さにもいう。「大根おろしの—が足りない」 2 カラシ・ワサビ・ショウガ・サンショウ・トウガラシなど、辛い味のあるもの。薬味(やくみ)とする。 [...
かんそう‐むみ【乾燥無味】
[名・形動]潤いがなく、おもしろみのないこと。また、そのさま。無味乾燥。「—な小説」
かん‐み【甘味】
1 あまい味。また、あまい食物。あまみ。「—を好む」 2 うまい味。また、おいしい食物。 3 物事の快い味わい。面白み。「云難き—を含む誘惑の音楽」〈荷風・あめりか物語〉
かん‐み【鹹味】
塩からい味。また、塩からい食物。
ガイウェイ【怪味】
《(中国語)》⇒かいみ(怪味)
が‐み【雅味】
風流な味わい。上品な趣。
がん‐み【含味】
[名](スル) 1 食物を口の中に含んで味わうこと。「名酒を—する」 2 「玩味(がんみ)2」に同じ。
がん‐み【玩味/翫味】
[名](スル) 1 食物をよくかんで味わうこと。「よく—して食べる」 2 言葉や文章などの表している意味や内容などを、よく理解して味わうこと。「古典の作品を熟読—する」