く‐ごう【口業】
仏語。三業の一。言葉がもとで、善悪の結果を招く行為。語業。
くしょう‐じん【倶生神】
人とともに生まれ、その人の一生の善悪をすべて記録し、死後閻魔王(えんまおう)に報告すると考えられた神。人の左右両肩に男女二神があり、おのおの善と悪とを記録するという。
くっ‐きょう【究竟】
《「くきょう」の促音添加》 [名・形動] 1 きわめて力の強いこと。すぐれていること。また、そのさま。屈強。「跡に残ったのは—の若者ばかりである」〈鴎外・阿部一族〉 2 たいへん好都合であるこ...
く‐べつ【区別】
[名](スル)あるものと他のものとが違っていると判断して分けること。また、その違い。「善悪の—」「公私を—する」
くん‐かい【訓戒/訓誡】
[名](スル) 1 物事の理非・善悪を教えさとし、いましめること。「—を垂れる」「部下を—する」 2 会社や学校などの懲戒処罰で、最も軽いもの。「—処分」
けい‐い【涇渭】
涇水と渭水。共に中国陝西(せんせい)省を流れる川で、涇水は常に濁り、渭水は常に澄んでいる。二つの川が合流する地点では、その清濁が対照的であるところから、清濁・善悪などの区別が明らかなことのたとえ...
けいえい‐いちにょ【形影一如】
《物の形とその影が常に寄り添うところから》 1 心の善悪がその行いにあらわれることのたとえ。 2 夫婦が仲むつまじいことのたとえ。
けつ‐だん【決断】
[名](スル) 1 意志をはっきりと決定すること。「—を迫られる」「転職を—する」 2 正邪善悪を判断・裁決すること。「直に訴へを聞こし召し明(あきら)め、理非を—せられしかば」〈太平記・一〉
こうか‐かく【功過格】
道教で、日常的な行為をすべて功(善行)と過(悪行)に分け、その善悪の大きさをそれぞれ点数化して示した道徳実践のための指導書。
黒白(こくびゃく)を争(あらそ)・う
物事の正邪・善悪・是非をはっきりさせる。「法廷で—・う」