りつりょう‐こっか【律令国家】
律令を統治の基本法とした国家。
りつりょう‐じだい【律令時代】
古代、律令制に基づいて国家が人民を支配していた時代。日本では、大化の改新後の7世紀後半から10世紀ごろまでをさす。
リバイアサン【Leviathan】
英国の政治哲学者ホッブズの著書。1651年刊。国家を旧約聖書の怪物リバイアサン(レビアタン)にたとえ、国家は社会契約によって成立したものとして、国家主権への絶対的服従を説き、近代思想に大きな影響...
リベルタ‐ひろば【リベルタ広場】
《Piazza della Libertà》イタリア半島北東部の独立国家サンマリノ共和国にある広場。ティターノ山の頂上部、城壁に囲まれた旧市街の中心に位置する。14世紀建造、19世紀に再建された...
りゅうきゅう【琉球】
沖縄のこと。中国側からの呼称。14世紀に沖縄島に北山・中山・南山の三つの小国家ができ、のち、中山が統一王朝を樹立。明に朝貢し、中国文化を輸入した。慶長14年(1609)薩摩(さつま)藩に征服さ...
りょう【令】
古代、中国を中心とする東アジア諸国の法典。律とともに国家の基本法典で、のちの行政法・訴訟法・民法などにあたるすべての規定を含む。日本では飛鳥浄御原(きよみはら)令・大宝令・養老令などが順次に制定...
りょう‐いき【領域】
1 ある力・作用・規定などが及ぶ範囲。また、その物事・人がかかわりをもつ範囲。「人間の無意識の—」「新しい—を開拓する」「理論物理学の—」 2 国際法上、国家の主権の及ぶ区域。領土・領海・領空か...
りょう‐かい【領海】
国家の領域の一部で、海岸に沿って一定の幅をもつ帯状の海域。現在は原則として12海里(約22キロ)とされている。「—侵犯」⇔公海。→排他的経済水域
りょう‐くう【領空】
領土と領海の上空の空間からなる国家の領域。国家は領空に対して完全かつ排他的な主権を有する。高度については特に制限はないが、宇宙は特定の国家の主権に服さない自由な国際的空間とされる。
りょうくう‐けん【領空権】
国家がその領空を排他的に支配する権利。他国の航空機は無許可で領空内に入ることはできないが、国際民間航空条約によって条約締結国の民間航空機は領空の無害通航を認められる。