あねは‐の‐まつ【姉歯の松】
宮城県栗原市金成姉歯(かんなりあねは)にあった松。小野小町の姉または松浦佐用姫(まつらさよひめ)の姉の墓上に植えた五葉松という。[歌枕]「栗原の—をさそひても都はいつと知らぬ旅かな」〈夫木・二九〉
アバガベニー【Abergavenny】
英国ウェールズ南部の町。ウスク川に沿う。ブレコンビーコンズ国立公園の南東端に位置し、観光拠点の一つとして知られる。中世に建てられた城の廃墟が残る。
アビラ【Ávila】
スペイン中部の都市。マドリードの西方に位置する。11世紀に建設された古都で、旧市街は城壁に囲まれ、城壁の外には古い教会や修道院が多くみられる。これらは、1985年「アビラの旧市街と城壁外の教会群...
アビラ‐だいせいどう【アビラ大聖堂】
《Catedral del Salvador de Ávila》スペイン、カスティーリャ‐レオン州の都市アビラにある大聖堂。12世紀から16世紀にかけて建造され、ロマネスク、ゴシック両様式が見ら...
アフラシャブ‐の‐おか【アフラシャブの丘】
《Afrasiab》ウズベキスタン南東部の古都サマルカンドにある丘。かつては城壁に囲まれた都市だったが、13世紀にモンゴル軍の攻撃を受けて破壊され、廃墟となった。隣接する博物館には紀元前7世紀頃...
あぶくま‐がわ【阿武隈川】
福島県の旭岳付近に源を発し、北流して宮城県南部で太平洋に注ぐ川。長さ239キロ。
アブダット【Avdat】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人によって建設され、紀元前3世紀から前2世紀にかけて乳香や没薬(もつやく)などの交易によって栄えた。古代ローマ、東ローマ帝国時代の浴場や神殿など...
アブヤーネ【Abyāneh】
イラン中部、イスファハーン州の村。カーシャーンの南東約70キロメートル、キャルキャル山の北西麓に位置する。ササン朝ペルシア時代の城跡があり、サファビー朝以前のゾロアスター教時代の文化が残っている...
あぶら‐ふ【油麩】
麩の生地を植物油で揚げたもの。宮城県北部登米(とめ)の特産。
アポロニア【Apollōniā】
アルバニア西部にあった古代都市。紀元前7世紀、古代ギリシャの植民都市として建設。古代ローマ時代には学問の町として知られ、後に初代ローマ皇帝となったオクタビアヌスが軍学を学んだ。現在は劇場、宮殿...