だん‐せい【弾性】
外力で変形した物体が、力を取り去るともとに戻ろうとする性質。
だんせい‐エネルギー【弾性エネルギー】
変形している弾性体の蓄えている位置エネルギー。ひずみのエネルギー。
だんせい‐しょうとつ【弾性衝突】
衝突の前後で2物体の力学的エネルギーが保存されている衝突。物体の変形、熱の発生、内部エネルギーの変化などによりエネルギーを失う非弾性衝突に対し、完全弾性衝突という場合もある。
だんせい‐へんけい【弾性変形】
外力を受けて変形した物体が、外力をとり除くと完全に元の形に戻るような変形。
だんせい‐りつ【弾性率】
弾性体に外力を加えて変形させるとき、弾性範囲内での応力とひずみとの比率。弾性係数。
だんせい‐りょく【弾性力】
力を加えられて変形をしている物体が、反作用として他に及ぼす力。その総力は弾性エネルギーに等しい。
だん‐りょく【弾力】
1 外力が加わって変形した物体が、もとの形に戻ろうとする力。 2 圧迫をはね返そうとする力。また、事情や状態に応じるために自在に変化できる力。「計画に—をもたせて考える」
ちかい‐うんどう【地塊運動】
地塊が、断層を境にして種々異なる方向に動く運動。地塊内部の変形は少ない。
ちかく‐へんどう【地殻変動】
1 地球内部のエネルギーによって地殻が変形・変位を起こす運動。隆起・沈降・造山運動・地塊運動など。 2 (比喩的に)諸活動の基盤となる方式・組織が変化すること。「パチンコ業界に—が起こっている」
ちょうせき‐りょく【潮汐力】
潮の干満を起こす力。月や太陽の引力による。地球の海洋表面に及ぼす引力が各地点で少しずつ異なるため、海水の移動を生じる。太陽は遠くにあるので、その力は月の約半分。一般的に、大きさを点と見なせない物...