けい‐しゃ【軽車】
軽快に走る車。「陸地を往くには—或は楼輿を以てし」〈村田文夫・西洋聞見録〉
けい‐しんし【継親子】
子の父または母が再婚した場合の子と後妻または後夫との関係。民法旧規定は法定の親子関係としたが、現行民法上は姻族一親等の関係にとどまる。
けい・する【敬する】
[動サ変][文]けい・す[サ変]うやまう。尊敬する。「何事も自分より上手(うわて)と—・して居ったおとよに対し」〈左千夫・春の潮〉
けい‐せい【傾城/契情】
《「漢書」外戚伝の「北方に佳人有り。…一顧すれば人の城を傾け、再顧すれば人の国を傾く」から。その美しさに夢中になって城を傾ける意》 1 絶世の美女。傾国。 2 遊女。近世では特に太夫・天神など上...
けいせいほとけのはら【傾城仏の原】
歌舞伎狂言。時代物。三番続き。近松門左衛門作。元禄12年(1699)京都都(みやこ)万太夫座初演。坂田藤十郎の俏(やつ)し事を主眼とする御家物の代表作。
けい‐せつ【勁節】
1 竹などの節(ふし)が強いこと。 2 強くて屈しない節操。強い気質。「夫れ—愛すべし、貞心憐れぶべし」〈菅家文草・五〉
けい‐たいふ【卿大夫】
卿と大夫。高級の官人。また、執政者。
けい‐たいふ‐し【卿大夫士】
中国周代の、天子の直轄地における臣下の三つの身分。また、諸侯の臣は大夫と士の二つであったが、上大夫は特に卿と称された。
けいちょう‐の‐いん【京兆の尹】
1 中国、漢代、長安以東の12県を治めた長官の官名。京兆。 2 左京大夫・右京大夫の唐名。
けい‐ふ【継夫】
のち添いの夫。